立ち枯れした合歓の木を除伐したら倒れた幹にカミキリムシが見えた。このカミキリムシ、図鑑照合でも判明しなかった。
普段目にする色彩では無く、縦縞模様の渋い色彩だ。以前、立ち枯れた合歓の木には多くの穴があって、カミキリムシの出た穴と考えていたのだが、今回の幹には穴が無い。
切断面は斑に変色していたからカミキリムシの食害そのものより病変かもしれないのだが、カミキリムシの容疑は捨てきれない。まあ「きっとそうだろう…」から「そうに違いない…」までいろいろの判断が出来る容疑者であるけれど、翻って世界を見渡せば、このカミキリムシのように限りなく黒に近い灰色のケースは多々ある。
ようやく検索でたどり着いたのは「アオスジカミキリ」、まあ、間違いなかろう。