漏水根治作業が終わり水路に落ちた土をジョレンで引き上げた時の事、ムニュムニュと這い出した生物がいる。まだ成熟していないホトケドジョウだった。
成熟体数匹は確認したことがあるが、このサイズは初めてである。嬉しいのなんの「繁殖している」確認が出来たのだ。体温で火傷させたくないから最短時間で水に返そうと撮影したら、見事にピンボケだった。これは致し方ない…。
漏水根治作業を終え、水見回りしたところ今度は成熟体が水切れ寸前の水路で蠢いていた。体長は150mm、太さは親指大の立派なサイズだ。写真は見分けがつきにくい写りだが、麦わら帽子で捕獲して上部の池に放流する。
泥浚いでヤゴやオタマジャクシなど陸に引き揚げられてしまう事は毎度といえば毎度なのであるが、小泥鰌が存在するとなると泥浚いもウカウカと出来なくなった。