トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**惨々苦土

2014-06-11 | 大震災

 放射能塗布された地に三度目の春は来れど我ら春来ず

 放射能浴びつ目出度く卒業を我ら迎えどあの人如何に

 塵は塵灰は灰でも放射能人道廃し塵山の里

 いずこにか春兆すかな長き冬冬来るまま春遠きまま

 為すべきの話題にも無しまつりごと我ら仮設の卒業も無し


虎ノ門ヒルズより…

2014-06-11 | 感じるままの回り道

Photo_6  トラノオが咲き始めた。手を入れていない裾群落の中では数を増やさないまでも毎年花を見る。

 刈り払いエリアでは刈り払いの時期や頻度で衰勢が決まってしまう。群落になったある一角、会員のM氏が「踏みつけない様に…」と柵を築いたのだが、刈り払いに入りにくくなり結果的に草に埋もれて今年は消えてしまった。

 ネジリバナもそうなのだが、保護目的で柵を作るより「適期刈り払い」の方が繁栄には寄与する。保全や保護のこのコツみたいなことは理解されにくい。天然記念物指定で結果的に衰退絶滅させる顛末と同じだ。

 都心の再開発で超高層ビルが営業開始になったとか。小生は再開発無しで細々と昔を維持していく。虎ノ門よりトラノオである。「小人、後発にも入らずんば古事を得る」。