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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

エルボを使う、裏腹の働き

2017-02-12 | 水辺環境の保全
 取り付け前  ➡  取り付け後、下側が部農会ライン。渦が見える

 取水升の清掃に行き手当てできなかったエルボを取り付けに日を改めて出かけた。フイルター清掃をした結果、オーバーフローは無くなり取水升へ水は流入しているものの、陰圧の大きい部農会ラインが大半を吸い取っている。
 吸水口が同じ水準では太刀打ちできないからエルボで吸水口を下げる事にしたのである。水量が十分な時は上向きに取り付けておけば沈殿した砂泥を部農会ラインより吸い込まずに済む。結果的に断水の事態も遠ざけられる。
 渇水期に下向きに取り付ければ陰圧の大きい部農会ラインが吸水できない事態になってもエルボの吸い口は下がっているので水の供給は断たれずに済む。しかしながら沈殿した砂泥をいち早く吸い込んでしまうので取水升の泥さらいは欠かせなくなる。
 まあ、相手は水物、変幻自在は致し方ないということであろう。

               上向き装着      下向き装着