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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

春一番、水は山からもらい水

2017-02-22 | 水辺環境の保全
  減水時   ➡    回復した

 隣沢からの送水が減少し毎分4ℓ程になってしまったのが先々週のこと。放ってはおけないから厳しい冷え込みの日にポンプを運び強制通水を実施した。いつものことだけれどポンプによる圧注時は勢いよく吐水するが、圧注による管内清掃が終わっても吐水量が回復している訳でもない。正常量に戻るには1両日を必要とする。
 作業直後の吐水量は毎分4ℓ程度とほとんど変化がなかった。翌日には10ℓ程度まで増加していた。助っ人課業で中二日確認できず、この日測定に行ったら毎分25ℓの吐水量だった。今までの最大吐水量は毎分24ℓだったから冷え込みの中、作業をした甲斐があったというものである。

 吐水しているかどうかは吐水口までいかずとも、途中の水路の流量や落ち込みの水音で推定できるのだけれど、吐水量までは判明しないから、どうしても現場で測定をしておかねばならない。今回、吸水口にエルボを下向きに装着したから渇水期の流入水減少でも空気の吸い込みを防止するはずで、しばらくは平穏に過ごせそう。まあ、期待値に過ぎないのだけれど…。
 当地にも春一番の嵐が吹き荒れた。きっと取水升はヒノキの枯葉で埋まっているだろうと推測している。山の妖女が「おいで、おいで」して逆らえない気分になる。

 話は変わって「助っ人課業」の字面を使っているが、正しくは「稼業」を使うべき部分なのだろう。そう思っても実感は「稼業」でなく「課業」だから、この感字にしている。どうでもいいことか…。小生が正しい漢字を使えてない事くらい、皆さま先刻ご承知の事だろう。