トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

沈黙の春かあ…

2017-04-01 | 小人閑居して憮然
 全国的に4月1日とは言え4月馬鹿など言う気分でもなくフエイクニュースの片棒を担ぐ気もささらないが、小生的には大事象が3月に勃発してしまった。小生の行動県内、いいえ狭小化した行動圏内が正確だけれど、県内としてもあながち嘘にはならないだろう。
 我が青春時代に読み記憶にあるほんの数冊のなかにある本が「沈黙の春」なのだ。「とうとう兆しが…」と思うには性急すぎるし、そう思いたくも無いのが3月の事象になってしまった。
 簡単に書き出せば、
        1 ヒキガエルの産卵が無かった。
        2 桜の開花宣言が出なかった。
        3 ツバメが飛来していない。
 1については早ければ3月上旬、遅くても20日前後に産卵が済んでいたのである。2と3については経験則から3月27,28日頃と踏んで上を向いて歩いていたのであるが、今期は全て無しで風の便りも無い。

 まあ、自然の揺らぎの中にも大きく変動する要素はあるにしても異常事態と思わざるを得ない心証なのである。小生的には既に社会的にも私生活に於いても沈黙の春は長らく続いてきたが、今期の様な春は頂けない。
 このうち「ヒキガエルの産卵」は「猪の捕食」による結果ではないかと想像しているものの確信できる根拠は無く、話題に出したところで話が弾む訳もなし、やはりここは沈黙せざるを得ないか…。