トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日は良い日だ(その2) 大蛇だ大事に…

2017-04-16 | 小父のお隣さん
 トンボ池でサナエ科を初見、これで今季二種類確認した。泥水池も回ったがトンボの姿はなし。それどころか二年ぶりとなるシマヘビの大物に出会うことができた。
 昨年はヒバカリとヤマカガシの30cm程度のものを3回見ただけなのである。大物は猪の食害で絶滅したとあきらめていたのであった。それが足元をゆっくりと移動している。小生はたまたま風下だったからシマヘビも警戒する風もなく、周囲で大合唱しているシュレーゲルアオガエルを捕食に来たのだろうと思った。

 捕食するのを撮影したくて視線を外さなかったのだが、ミソハギの株元で見失ってしまった。水には入らなかったし株の周囲に注意もして離れたのも見ていない。結論としてはミソハギの近くに穴があったのかもしれないが探す阿呆は厳禁なので、ここは静かに立ち去るのみだ。
 体長は1メートル以上なのだが体長の割にはスマートだった。考えてみれば冬眠明けで、太っているはずもない。
 まあ、二年ぶりに大ヘビを確認できたし、トンボも既に2種確認したし、絶滅かと心配したヒキガエルの産卵もあって、改めて水辺の重要性を認識した。無職の小生にとって、これは貴重なお駄賃でもある。

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孵化間近!

2017-04-16 | 小父のお隣さん
 3月中頃に産卵したトウキョウサンショウウオの三対の卵のうを今年も里親として引き受けた。途中で胚が白くなってしまい全滅したかと心配していたのだが、「死んだのならカビが発生する」と情報を得て一安心。そんな状態で胚が細長くなっているので更に安心した。
 前年に里親として養育し、変態したらミズゴケに潜らせ送り返すまで経験したとはいえヤキモキはしてしまう気の弱さがある。

 それからほどなくして動きも認められるようになり、現在は孵化しても大丈夫な姿までになっている。給餌のための餌は冷凍室に用意してあるし、さあ、何時でも孵化しておいでと心は既に保育爺なのだ。

          3対の卵嚢       拡大すると