トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ただいま徘徊中と言うより徘徊虫⁉

2021-10-20 | 小父のお隣さん
 蜂満総社の屋根にアゲハの幼虫が移動している。恐らく終齢幼虫で越冬蛹になる個体なのだろうがキアゲハでは無い事は小生でも判断できた。それではカラスアゲハかミヤマカラスアゲハかと言うと小生の記憶では「ミヤマカラスアゲハはフイールドでは生息していない」の認識だった。キアゲハの幼虫ではないと言う第一ハードルは突破できても第二ハードルで失格なのはいつも通りの顛末であり手太楽である。

 「食草・食樹」ハンドブックを参照するとねじり鉢巻き状の「頭部を周る線状の突起が円を描いて一周すればミヤマカラスアゲハで、前半周にとどまるのがカラスアゲハ」と記載されている。そこで写真を確認したら一周している様に見えなくもないし、半周にとどまっているようには見えないのだ。
 さーて困った。とは言え別段困る要素はないもののそこはそれ、表現の綾と言うべきか常套句と言うべきか、まあ、小生の場合は常套苦なのである。で、小生の結論「フイールドには生息していないはずのミヤマカラスアゲハ」。そうであれば初観測か!エグイ述べる賞ものだろう。チャンチャン!。

  

今日のエッ!品「名が先 粕テラ」大惨敗‼

2021-10-20 | 小人閑居して憮然
 腰痛を再発させたが、ようやく持ち直したものの歯茎が痛み出し堪らず歯科受診し治療中の痛みの達人である。もう「泣きっ面に歯痛」では神も仏もあったものではないが髪は無くてものどぼとけはある。まっ、ボケはほどほどにせんと呆けの相乗効果になりかねない。今回の大惨敗は呆けの相乗効果だったのかもとの疑念は残るのだった。
 酒粕を使った「粕テラ」、これは途方もない妙案で健康栄養食品になるだろうと妄想していたのだったのだが片足も突っ込まないうちに大惨敗の手太楽では身もふたもない「裸のお爺」である。せめて蓋さえあれば隠し処は隠せるのに、こうして恥を晒す顛末と相成ったのであった。
 早い話、粕は滓となり焦げてテラテラと光っておる。これでは「滓テラテラ」いいえ「滓テラ」でしかない。あーあ、心底「名が先」だったわい。

 「粕テラ」を作る手立てをなぞっていて市販の酒粕の状態では泡立て卵と上手く混合できないだろうからと「粉末化」を試みたのだ。最初は「冷凍脱水」しようと冷凍庫に入れたものの、いつまでたっても柔らかいままで冷凍脱水の目途さえ立たずに撤退。2回目は「電子レンジで蒸発」させようと100Wで加熱したけれど水分の抜ける兆候もなく頓挫。三回目はオーブンで「果物乾燥」の方法があったから準じて行ったのだが・・・。

 果物乾燥「トマト」の方法に準じ加熱してみた。途中で覗くと受け網から抜け落ちているではないか。それも焦げ始めている。加熱したら緩々の流動状態になってしまい網になど乗っからないのであった。「なんでこうなるの!」と慌てて中止し、焦げないだろうと思った140度で加熱してみた。
 ところがである、大丈夫と思っていた温度でも真っ黒こげになってくる。これも中断したのだが既に使える状態ではなかった。「なんで流動化し易いのか❔、何で焦げやすいのか❓」惚けが始まった小生の頭脳では解析できない。酒を搾り取るのに圧搾しているだろうから包丁で水分が抜け易い様に賽の目を入れてのスタートだったのに何の用にもならなかったのだ。

 最後の手段として「ホットプレート」での乾燥も考えたけれど既に手元に酒粕は無く、雨の中、購入しに行くほどのエネルギーも無くなって、かくして「美味しいはず!」の「粕テラ」は妄想で終わったのである。それでもイタチの最後っ屁「どこかで酒粕の粉末化をしてくれないかしらん」と思うのだった。粉末の酒粕なら用途は今より広がり使いやすくなるし・・・。まあ、無理だろうなあ。しかししかし悔しいですぅー。粕テラが駄目なら「酒粕クッキー」なら可能かもと、この悔しさをバネにクッキーでストレスの解消を図らねばならん。かくして因果の輪廻は終わることなく年金孤老をいじめるのは因果律かい、それとも国の深謀遠慮か⁉。
 神様仏様、我と我が身を暴走お爺にだけはさせないでください。たのんまーす!。でもなんだ、姥捨て山の孤老が暴走したところで芋穴に落ちるか泥地の泥に嵌るくらいか…。で、周囲への気遣いなど無用と理解した。もうっ、傷みの達人、傷塊ばっかし・・・。

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