トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

大女には小男・・・

2021-10-29 | 感じるままの回り道
 クモは虫の仲間になるのだろうか?。この頃、概念が霞んでいるのはおつむがテンテン状態になってしまったからなのであろう。それはともかくお江戸の頃だろうか「大女に小男」がうまくいく取り合わせの代表のように言われていたらしいのだが、現代にも未来でもそのままで行くであろう男女が存在する。別の言い方では「ノミの夫婦」も有るけれど、現代の適齢期、妙齢の男女には判らない事だろうし「草食系男子」が「装飾系男子」になりかねない今日、結婚し家庭を営む行動は社会的にも危機に瀕していると思える。地球は温暖化、恋愛・慕情は寒冷化で人類の将来は「右を向いても左を見ても真っ暗闇でござんす。どこに社会の夢がある・・・。」

 さて、フイールドにはジョロウグモが多く網を張っているのだが、たまたまチョウの翅以外に付着している物が判らなかったから近寄ったらオスのクモがいるではないか。周辺のクモの巣もよく見ればオスがいる事も有るけれど、必ずしも全ての巣にいるわけでも無いようであった。カマキリのオスと同じく交尾後は喰われる運命だとか言われるものの、その養分が我が子に移動するのであるから合理的な食物連鎖と思える小生だ。

 しかし、つらつら眺めていると別の感慨も湧く。「交尾するだけの人生!」で「それをやったらお終いヨ!」とフーテンの寅さんなら言いかねない場面だ。でも、それでも猪突猛進いいえ、直突網進、そこに男の夢がある。日本男子たるものその意気を学ばねば!、生涯、学びの場なのである。はちきんに負けてなるものか!。鉢巻、ふんどし締めてやるぅ。
 ところで九段の、いいえ、駆断のオスは糸で絞められるのであろうか。とは言え、天から一本の糸でなく、糸の砲列にまみれて終わるオスグモはきっと法悦至極、男子の本懐、随喜の中で果てるのであろう。で、「ぽっくり信仰」なんて、なんて小さいものだなあと思ってしまった・・・。そこで我に還った「このメスグモの行為、ぼったくりでは無いだろうか⁉」、これで夜も眠れない・・・。

           

**今日の一歌

2021-10-29 | 温故痴新
              月見てもとうに失職薄らざむ
                         我が身一つに小銭もあらぬ   コロナ禍人

               月見れば千々に物こそ悲しけれ       
                         我が身一つの秋にはあらねど    古今集  大江千里

10月定例会

2021-10-29 | 月例会
2021/10/16(土)9:30~12:00

会員 9名 家族2名
活動 除伐樹の集積

 午前中は曇りの予報で活動実施となったものの、時折は霧雨が降ったり雨粒が大きくなったりする不安定な空模様。とりあえず細断したままの除伐樹を一カ所に集積することになった。単純作業だが人手が多い方が助かる作業でもある。除伐作業をした一人や二人では賄いきれない。
 ものの小一時間ほどで終了し空模様が不安定なので早めの芋煮となった。昼餉には早い時間だったもののたまには良かろう。一食浮いたわい。

  ➡   日照を阻害していたヤマグワの片付け

                     ➡   落枝が始まった除伐樹の片付け。幹の部分はまだ林道上