トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**今日の一歌

2021-10-31 | 温故痴新
               現世を張り裂け思うGotoは
                    裕福層への追い銭なりし       コロナ禍人

                天の原ふりさけ見れば春日なる
                       三笠の山に出でし月かも       古今集  阿倍仲麻呂

ボタンクサギの移植

2021-10-31 | 今日は真面目に
 先だって耕転しておいた一角にシモツケを移植したのが前日で、この日はボタンクサギを移植した。ボタンクサギも誘蝶のための草木なのだが育ててみると地下茎を伸ばしての繁殖力が半端ない。猫の額にあっちもこっちも、あれ、ここにもの繁殖ぶりで管理不行き届きで全く遺憾であるのだった。
 頭頂には生えず猫の額には邪魔になるほど生えてくると言う人生の皮肉、小生には何の落ち度も人でなしでもないのにあんまりであるのだった。
 が、そこでめげる様なら姥捨て山で野良苦等出来ない。朝一で掘り上げ、そのままフイールドに移植したのだ。

 ランナーで展開している一本づつを掘り取ったから大小さまざまで根の量も少ない。植え付け後の枯れも想定して二本づつの定植にした。しっかりと水決めし、昨年の腐葉土を根元に敷き、その上から抜去カサスゲを裁断した物を広げた。これから乾燥する季節だし根の量が多くは無いので少しは土壌の乾燥を防ぎたいのである。葉が大きいから枚数制限をしてあるがやはり萎れる。晩秋なので活着までは無理だろうが枯れずに春を迎えれば生育の可能性は高まる。まあ、万が一、枯れるのが出たとしても植え付けた数倍の本数が自宅に有るから、春の植え付け・補植には十分対処可能なのである。
 まだ未完成で誘蝶は目論見でしかないものの夢は春開く。やはり小年金孤齢者には具体性が無くとも夢や希望は必須なのであって、お迎えやぽっくり様だけが夢や希望では人の路から反れているのであって、せめて来春くらいまでは夢を繋ぎたいものである。

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