トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

きょうのトンボ「殊更接近して来るのは習性⁉」

2021-10-21 | 小父のお隣さん
 オニヤンマの印象を言えばパトロールする姿か垂直姿勢で産卵を続ける姿やぶら下がり休息姿勢などでしかないのだが今期に思ったのはこれらとは異なる「どうも寄り付く習性があるのか⁉」という事であった。今期はことのほかオニヤンマの視認が多くて身近な存在に感じてはいたのだが秋口に入ってからはそれが更にエスカレートしたようにわざわざ寄って来ている様に思えてしょうがない。
 ホバリングして相対し視線を交わした感覚がする時もあったので「妄想」とか「思い込み」とか指摘は可能なのだが「寄り付く傾向」は物理的距離と時間の条件が必要なので妄想だけとは言い切れない。池の中で抜去除草中に立ててある稈にぶら下がったり、きょうなどは横のスコップにぶら下がったのだ。兎煮も角煮も美味しい、では無くとにもかくにも理解不能な行動なのだある。

 その姿を眺めていて理解したのは「オニヤンマ」と言う名前ほどの「鬼」ではないという事だ。近くに由って来ようとしてあにはからんやマユタテアカネに度々追われ遠慮して去る姿を目撃している。本当は心優しい大トンボなのであろう。それに引き換えシオカラトンボのどう猛さは周知の事実としてもマユタテアカネの強気な姿勢にはびっくりした。周囲からシオカラトンボが消えたのでしおらしさの衣を脱ぎ捨てたのかも知れない。あの五条の大橋で牛若丸が被った小袖を脱ぎ捨てて弁慶に向かったような情景か・・・。

 今日も近くでウロウロしていた。同一個体かどうかは不明だけれどすぐ隣で産卵を始めるし、これではカメラを手にするから作業がはかどらないで困らない!。

                

設えのための刈り払い

2021-10-21 | 今日は真面目に
 今期の刈り払いは必要最小限に留めたのだが作業の準備段階としての刈り払いは場所がどこであろうとやらざるを得ない。冬に入るまでに尾根突端部の台地に蜜源としてのシモツケを移植してまとめたいのと来季のフジバカマ定植場所を耕転しておきたくて、その場所を刈り払ってきた。

 もう二カ所は二つ池の堤上端面で、ここの盛り土を少々削り取り池の埋め立て用土が不足したままの場所へ充てたいから、その面の刈り払い、もう一カ所は林接池の周囲で、ここの南側堤が低くなり越流が見られるし、北側の流路との間の堤も高さが減っている。
 この回復には盛り土しかないのだが用土が不足している環境では「池を拡幅し用土を確保」する算段しかない。林接池の東側を幅3尺ほど広げる事でその掘削土を盛り土にして堤を設えるのである。これも急ぎの作業では無いのだが越冬期や凍結期だと何かと支障になるだろう。10月中には終えたい目論見として刈り払いで地表を露わにした。でもすでに月末、そうそう目論見通りにはいかない。