トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「粒あんのクラッカー」

2022-02-01 | 何よりの楽しみ
 お正月に使わなかった「粒あん」1袋の始末で最後はクラッカーになった。餡だけだと結合が弱くて焼いてもボロボロになりそうと思えたから「ボロばぬ先の粉」で薄力粉を1割入れた。蕎麦屋の蕎麦でさえ「二八蕎麦」で通るのだから「一九クラッカー」でも詐称にはなるまい。

 結合を強くするため薄力粉にするか強力粉にするか迷ったのだがたかだか1カップの粉を用いるために強力粉の袋を破るのも気が引けて薄力粉にした。隠し味にバター10gをいれてみたのだが食味や風味にはほとんど影響が及ばなかった。量を多くすれば美味しさも増すのだろうが「バター風味」が欲しいのではなく「小豆風味」を得たいので隠し味で十分であるし入ってなくても構わない代物だ。

 粒あん300g、バター10g、薄力粉30gで生地を作る。クラッカー生地を伸ばすための木枠を使ったのだが少し不足して空きが出来てしまった。形が不揃いの物は焼き上がりの試食用にして形の良いのは後々のお茶うけになるのだ。180℃20分の焼きで完成したが生地の大半が小豆で糖分も入っていた結果なのかどうか少々焦げ目が生じた。これは初回に生じやすい結果で数回の作り込みで完成品が出来よう。しかしながら小生、そこまで至らない浮気者、とっかえひっかえする御仁は「ドンファン」と言うのだっけ⁉。まあ、どうでも良い事ではある。
 それにつけても妙齢の美女熟女を「とっかえひっかえ」するのではなくビスコッテイのとっかえひっかえの小生はトホホコッテリィだ。

  ➡  

            ドンファンお菓子だけゆえ狙われない
                        嬉しくもあり嬉しくも無し

            甘い口づけ餡子と座卓
                   甘い囁き銀幕じゃ ハアコリャコリャ 

            トンボ姫カエル王子に巡る春
                        おいらの立春秋の夕暮れ