斜面に倒木となった大木を処理し集積する段階で考えが変わった。径が太すぎて移動させるには短く切断する必要がある。どうせそうするなら丸太椅子として並べておけば冬季だけでも日当たりの良い場所で日向ぼっこが可能になる。夏場は暑くて閉口するだろうが、その時までに同じような丸太椅子を東側の陰に設えておけば良いのだ。
ホダ木用にクヌギ1本を伐採するためにチェーンソーを使った後で斜面から曳き落としたコナラの大木から3個の丸太椅子を切り出した。直径が70cmなる材なので両側からチェーンソーを入れないと切断が出来ない。枯れ木とは言え中心部はまだしっかりしており二カ所を切断するのに刃研ぎをして切りはじめ、もう一回の刃研ぎが必要だった。
ようやく斜面の裾に丸太椅子を据えたのだが、上部に今にも落ちそうになっていた大木が無くなった分、安心して坐していることが出来よう。こういう一時は祝着至極に違いない。しかし後ろ側の尾根上を見上げれば、やはりナラ枯れで無残な姿をさらしている枯れ木がそそり立っている。
この枯れ木もおっつけ倒木となるだろうけれど、その前に「危険の排除」で伐採したくても足場も取れない急斜面の肩で下側2本が倒れてしまった現在では根起しした穴が崖になって更に足場を悪くした。
この地形的環境下で両方からチェーンソーで切り込む事は危険すぎるから、やはりいつ何時倒れるか分からない倒木となる時節を待つしかないように思っている今日この頃なのだった。
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ホダ木用にクヌギ1本を伐採するためにチェーンソーを使った後で斜面から曳き落としたコナラの大木から3個の丸太椅子を切り出した。直径が70cmなる材なので両側からチェーンソーを入れないと切断が出来ない。枯れ木とは言え中心部はまだしっかりしており二カ所を切断するのに刃研ぎをして切りはじめ、もう一回の刃研ぎが必要だった。
ようやく斜面の裾に丸太椅子を据えたのだが、上部に今にも落ちそうになっていた大木が無くなった分、安心して坐していることが出来よう。こういう一時は祝着至極に違いない。しかし後ろ側の尾根上を見上げれば、やはりナラ枯れで無残な姿をさらしている枯れ木がそそり立っている。
この枯れ木もおっつけ倒木となるだろうけれど、その前に「危険の排除」で伐採したくても足場も取れない急斜面の肩で下側2本が倒れてしまった現在では根起しした穴が崖になって更に足場を悪くした。
この地形的環境下で両方からチェーンソーで切り込む事は危険すぎるから、やはりいつ何時倒れるか分からない倒木となる時節を待つしかないように思っている今日この頃なのだった。
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