トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**今日の一歌「学べない学ばない牛尾の河童陣笠」

2022-02-26 | 性向有毒の翁なれば
              お流れを頂戴しまして我が班は
                          今日も明日もステイリモート

二つ池整地終了

2022-02-26 | 水辺環境の保全
 二つ池の漏水部を埋め立てて漏水防止を図ったものの下棚への法面下からの漏水量に変化は無くて「失敗」だったと確認せざるを得ない結果だ。とは言え度重なる漏水多発部位を埋め立て出来たから昨季までのような度々漏水頻発で底が露わになるような事態は少なくなるだろう。漏水が続いていても「干上がり」の事態が無ければ生物層は安泰なのである。
 昨季、一旦全ての水を失った事態があり、その時にメダカは全滅してしまい現在のところメダカの姿は見えていない。それでも先日はホトケドジョウを複数体視認できたからドジョウやヤゴたちは大丈夫だったのだろうと恣意的判断をした。

 さて、数日間にわたり作業を続け本日ようやく整地まで行う事が出来たので、とりあえずは土が落ち着くまで作業の用は無い。未明までささやかながら降雨があった結果、四本鍬を打てば土塊は容易に崩れて、先日の唐鍬を打ち込んでも跳ね返される凍土とは何だったのかと文句の二つ三つを言いたいのだが、他人が見れば恍惚老人が訳の分からない独り言を言っている様にしか判断されないだろう。いかにせん、姥捨て山であろうとも体面やメンツは捨てたくない浮世の矜持なのであった。

 水域内を眺めていると、ここも水域内に魚類の避難場所を設えねばならないのを痛感する。イネ科の植生は見えているが足や嘴で探られる泥土のままだけでは全くの無防備状態でアオサギの勝手蹂躙を許すだけで終わってしまう。ネットを張れる大きさでも無いし飛翔予防のテグスを張り巡らすのは簡単だけれどカワセミや他の小鳥に被害が及びかねないから「水域に隠れ場所」が一番の設えに違いない。
 しかしながら年がら年中水域を広げたり狭めたり、泥浚いをしたり埋め戻したりと姥捨て山から三途の河原で石積みを繰り返す様な手太楽の日常、何たる老後ぞ!。

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