トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

フジバカマ植えつけ場所の耕起

2023-02-15 | 蝶の食草園
 正直に申すなら「あまり行いたくない作業」ではあるのだが作業である以上は読んで字の通りなのであり避ける訳にもいかない。まあ、身から出た錆「自ら起す腰痛・肩痛」てなもんや三度笠…。
 「アサギマダラ命」なんて気負いもないものの遠来のお客様をもてなすのは生まれも育ちも雅な米作百姓の「おじごんぼう」とて身に沁みついている。結局はそれに負けこの日も三本鍬・スコップ・唐鍬・竹熊手を肩に上ったのだ。畑や菜園に興味関心は向かないけれど環境保全は少年期や郷愁への正常性バイアスである。

 場所は突端台地の一画、既にフジバカマ・ノアザミ・オミナエシなどを植え込んである脇を耕起して広げる算段だ。開花株を掘り取って定植する予定なので耕起しておかないと植え付けに手間を要してしまう。
 その上、この台地はアズマネザサの藪と化していた場所なので未だに萌芽は絶えず、その源は駆除できなかった地下の根茎にあるのだった。そんなわけで豆トラでは刃が立たずモンドリ打って終わるだけで結局は唐鍬を入れるか体重を乗せたスコップで根切りしながら削いで耕起するしかない。

 最初は唐鍬で打ち込み打ち込み根切りと耕起していたものの腰への負担が大きく、動作を縮上できるスコップでの削ぎ起しに変えた。この日出来たのは1m×4mほどで残りもこの広さである。とりあえずはフジバカマの分だけ耕起出来たので残りの未耕起分はノアザミのポット苗が用意出来てからに使う範囲であって秋までに済ませれば良い。
 フジバカマの移植はすぐに可能なものの降雨が無くて三日月池が干上がって「水決め」したい水が取れない。駐車場からボリタンクで運ぶ方法もあるものの斜面を押し上げるのが煩わしい。たっぷりの降雨後、三日月池が満杯になれば作業が出来る。まあ、それまで移植は先延ばしである。

 雨雨ふれふれ爺ちゃんが蛇の目で雨乞い今日も又 ヒックヒック ゴホゴホ 散々だ・・・。

 ➡  耕起した ➡  砕土しながらネザサの根茎を外し均し砕土終了