最初の試作品を半分ほど腹に納めてから容器の半分が空いたのでキムチを投じた。これは「キムチ糀漬け」がパンチの効いた美味しさとご飯のお供に良かったからに他ならない。今回はキムチと糀の双璧ではなく更に発展強化された薄幸食になっている。キムチも辛みの少なめな商品を調達して混ぜ合わせた結果、辛さが苦手な小生もアフアフと食する事が出来る。
出来上がった色合いを見ながら思いついたのはキムチを混ぜない段階は「小雪」、キムチを入れた段階からは「さくら」と呼ぶことにした。あくまで自分自身の範疇であるけれど呼称を決めておけば楽だとも言えよう。しかしながら昨秋から変化させながらもであるが3回ほど作り続けて食べているといささか飽きが来たように感じる。特に納豆の臭いが鼻につくようになってひと頃の「美味しい美味い!」という感覚は薄れてしまった。まあ、食べ続けても飽きの来ない米飯の様に行かない物もある。ましてや満漢全席やフルコースとは全く異なるバッカリ食ともなれば、その上に薄幸食では胃腸は喜んでも背後が五月蝿い・・・。