トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

新年は新調した衣で・・・

2024-01-11 | 何よりの楽しみ

 大晦日は夕刻まで掛かり利休帽と言うか和帽子を生地を変えて揃えてみた。これで当分の間はキャップに困らないだろう。それだけではない、小生のイメージも大幅アップ間違いなく、いわゆる痴識人から名実と共に知識人に格上げされるはずだ。悪くしても棚上げ程度で済むだろうし、まかり間違ってもつるし上げ、なんて事態にはならないはずである。

 もともとが和服用の生地なので幅が不足しており作務衣の上着を作ろうにも身幅が足りない。そこで前身頃は別布をあてがいお洒落にしてみた。後ろ身頃は端切れ4枚を合わせて間に合わせた。そこまでしなくても生地はあったのだが4枚合わせで丁度身幅になるから使いきってしまう事にしたのだ。だからいつもより断ち目かがりの量は半端ではなくアイロン掛けも当然増えたのだ。何回かソーイングをしてみると断ち目かがりやアイロン当て、はてまた待ち針やしつけ糸を面倒くさがらず使う事が綺麗な結果を生む事になるのが理解できて骨惜しみはしなかったけれど、1台のミシンで直線縫いや篝縫いステッチを切り替えるのは面倒に思え、直線縫い専用の安いミシン1台欲しい、なんて贅沢な思いがよぎる。購入したとてそうそう使うものでも無いし「購入します!」なんて事にはならないのだが「あれば便利!」程度の横着気分だ。

 作務衣は上着だけでズボンは不要なので最初から予定にないけれど作務衣の袖が長いのは邪魔で、小生の作務衣は全て半袖仕立てだから見ようによっては甚平に見えるだろう。本体を縫い終わって胸ポケットとしてスマホと財布用を左右取りつけた。スマホ用はマジックテープ止めで財布用はボタン止めである。スマホ用は取り出し易さ優先し財布用は確実収納を優先した結果だ。ついでに共布で利休帽も用意したから、これで名実と共にお洒落で粋筋になった小生が新年発進できるのであった。

 低年金高齢者の仲間入りしてもまだまだ生き恥を晒す小生であるけれど、主夫であった過去を振り返れば「しょうもない」のであって、まあ、つまらない年末年始特番を見るよりは楽しめて健康的、お財布にも優しい選択なのである。まあ、話は違うのだが二度童なのにお年玉は入っては来ず、暮の役所周りで風邪ひき爺さんになってから喉のイガイガが改善せずお年玉ならぬ喉飴玉だけは自前で入ってきた。