作業の選択は折々に決めるけれど優先されるのはリスクの高さである。やはり危険が大きい範囲は早急に処理して納めたい。そんな事で片脚を落して判明した陥没孔を埋めたてるべく開口部を広げてみたのだが予想通り深くて広い。小生が匍匐前進できる大きさの傾斜洞になっている。傾斜角から棚下の吐水口に繋がっているのは明白だった。
そうなると投入すべき土砂の量は一輪車で何十回も運ばねばならない量になるし、その量は泥水地に積み上がった浚渫土では全く不足だ。あわよくば高くなった浚渫土の投棄場所にと皮算用していたものの数日では終わりそうもないのである。その上この日は30℃予想の夏日状態で穴の確認をしただけで嫌気が生じてしまった。結局は伐採した樹木を被せてとりあえずは先送りだ。気温が涼しくなってからボチボチ考える事にした。小生以外は立ち入らない部分なのでとりあえずの人身被害は避けられるけれど構造破壊につながる空洞なのでそれが懸念事項だ。