the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 



GITANESは本の供。
それとは無関係に・・・。

「本に出会ってしまった。私の世界を変えた一冊」
という本を読んだ。
20人が書いた「人生を変えた本」についての
エッセイ集。

20人もいるから好みもばらつく。
文章がそもそも嫌いだったり、テーマがイヤだったりして、
まったく面白くもないのが3つ。
面白かったのが5つ。
他は、しばらくしたらまったく記憶に残らないだろう
という、つまり普通のやつ。
やはり私はアンソロジーに向いていないのだろう。

あれをこう読め、これはそう読むべき、
という匂いがプンプン漂う書評(?感想文?)
がいちばん嫌いなのだが、そういうのに出くわす頻度
が高いのがエッセイの寄せ集まりなのだ。

常になにかしら併読しているから、
その後に読了したのが
永田永一/くちびるに歌を
中学校の合唱部のストーリー。
中高生の物語を読むのがここ数年は愉しい。
津村記久子/エブリシングフロウズ を読んで以降
その傾向が深まった。
恩田陸/夜のピクニックも愉しい。
楽しい本ばかり読んで暮らしていこう。



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GITANESは読書のお供。
それとは無関係に・・・。

よく読んだ週。

村木嵐/まいまいつぶろ 御庭番耳目抄
これは前作の「まいまいつぶろ」を読んでいないと
ほぼ内容がわからないだろう。
前作は直木賞候補作で、この御庭番耳目抄は
その補強作というか解説小説というか。
これだけで楽しむのはちょっと難しい。


今村翔吾/海を破る者
こちらは伊予・河野家の頭領、河野六郎通有の物語。
あっという間に読めるし、私が嫌いな「ややこしい読後感」
を持たせようとする意図 がない小説。


服部正也/ルワンダ中央銀行総裁日記
これが面白い。
丁度私が生まれた前後に、アフリカ大陸東部(中寄り)の
独立間もないルワンダに中央銀行総裁として派遣された
のが服部正也であり、彼の手記。
お雇い外国人、と言ってはいけないのだろうか
よくわからないがそんな印象を持った。
6年間その任に就き道筋をたててきた中の、いろいろな
エピソードが書かれている。
ちなみにその20年後からルワンダは紛争や虐殺、独裁
と、あまりいいイメージというかいいニュースがないような
国だが、以前そこで活躍した日本人がいたというのは初めて
知った。
実はこの本、「商社マン、エルサルバドル大使になる」
というもちょっと軽めの本を買うつもりで書店に行き
それを買うつもりで手に取った本だった。
で、未だにそのエルサルバドルの方は買ってないのだが
こっちのルワンダの方がかなり面白かったから
結果オーライである。

これで先月は13冊、今月に入って2冊の読了。
子供のころに
「1年で100冊ぐらい本が読める暮らしがしたいな」
と漠然と思っていったが、ほぼその願いは叶っている。
また、「おとなになったらレディーボーデンの大きいアイスを
1人で食べきりたいな」という願いもあって、これは
アイスを買うぐらいのおカネは手に入れたが、手に入った
ころには、そんなにアイスクリームを大量に食べたいという
気がなくなっていた。
まあ、そんなもんだろう。







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GITANESは本のお供。
それとは無関係に・・・。

ちょっと調べたらもうかなり以前のことだった。
1991年だったらしいが、その頃は会社の一部門である
レンタルビデオ・CD・本屋 という業態の店に
左遷されている時期だった。
「夏姫春秋」という本が平置きされていった。
直木賞受賞作だったのだから、大量に並んでいても
当然だった。
でもどういう訳か、その本をまったく手に取ることが
なかった。タイトルからなんとなく「お姫様が苦労する
んだろう」てなことしか連想できず、それ以来
宮城谷昌光という作家の本はなぜか読まないまま
過ごした。
2001年ごろにやっと氏の文庫「太公望 上中下」を
読んだ。面白いことは面白かったのだが、中国と
いえばとりあえずいろんな三国志を読みたい・
水滸伝も読みたい、という心境だったから、
この中国の歴史物については随一であろう作家の
本を読まずにまた20年ほど経過した。

そして、一挙に爆発したのかも知れないが
先月「公孫龍 巻一」を読んでしまってから
止まらなくなったのだ。
立て続けに「公孫龍 巻二」を読み、そのまま
終わるのが嫌だから「湖底の城 1、2」を読み
3を読む前に「楽毅1~4」を読了。
この後も本屋の棚には追い付かないほどの
未読宮城谷昌光が並んでいる。

まさかこうハマるとは思わなかった。
戦国時代と言えば信長や何やらが登場するのが
それだと思い込んでいたが、現在は紀元前の
中国を指している。
どこまでこのハマり方が続くかが楽しみでもある。

もっと若い時に読んでおけば、もっと若いなりの
感想もあったのにと思わなくもないが、今読んだから
よかったのだということもあるだろう。
同じことは「坂の上の雲」を読んだ時にも感じた。
ま、ちょっと違うか。






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GITANESは読書のお伴。
それとは無関係に・・・。

極力避けようとはしているが本を持って場所を
移動するのが面倒なため、家の中でも何冊かを
併読するのがクセになっている。


風呂で読む本は、区切りがつけやすくて
それほど物理的にも内容的にも重すぎることが
ないものと決めている。
重量も重要だ。あまりに重たいと水没する。

  燃え殻/ 夢に迷ってタクシーを呼んだ

この人が書く日常のことは面白い。
訳知り顔で「なんでも正解を知っている」風の天声人語
などよりよっぽどタメになる。

書斎ではそれこそ日々ちょっと踏み入り
立ち読みしたりするもんだから、何かを継続的に
読むことのほうが稀なのだが、今は

  服部正也/ ルワンダ中央銀行総裁日記

を読んでいる。まだまだ読み始めたばかりだが
もっと早く読めばよかったと思えるような内容である。


リビングで読む本はあまり傾向がない。
比較的急いで読みたい本が多い。

 石田夏穂/ わが友、スミス

本邦初の筋肉小説だとのこと。次に読みたいという
人が決まっているので急いで読んでいるのだが
意に反してなかなか進まない。


寝室  宮城谷昌光/ 公孫龍 巻1 青龍篇

文庫で読み始め、まだ2巻までしか刊行されていない
のだがとにかく早く続きが読みたくなる。
1巻は冒険活劇だ。あと少しで読み切ってしまうのに
第2巻を買っていない。


以上の4冊である。
この他、川瀬巴水の画集をパラパラとみることが多いが
この時はなーーーんにも考えていない。

アプリの記録によると4月は月間で5冊しか読んで
いないことになっているが、カウントは再読の分が
入っていないため。
すべてを合わせると、本当に早く寝た方がいいという
感想しか浮かばないような数字になる。
それでいいんだけども。






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GITANESは読書のお供。
それとは無関係に・・・。

ツイッター(Xだっけ?)に『本』に関係するアカウント
を持っている。
読んだ本や読みたい本の紹介、感想などをつぶやく
人が多く、そういう使い方をするためのアカウント
いわゆる『読アカ』と呼ばれるものだ。
多数の読アカをフォローしていると、
下手なガイドブックよりもちろん情報も早いし
とんでもない情報量だから「読みたい本探し」には
非常に役立つ。フォローしているアカウントだけでなく、
オススメとして他の読アカの記事もどんどん紹介されるので
「それらのうち気になるものを買っていたらすぐに破産する」
という問題を除けば有益だ。眺めているだけでも面白いし。

で、たまに気になるのが『書評』『感想』なのだが
「こんなに難しい言葉で難しい風に書かなアカンのか?」
という部分である。
読んだ本にダイレクトに影響されてしまったのか、
元々そういう言い回しをする人なのかわからないが、
どうにも気持ち悪い投稿がある。
そしてそういう投稿はほぼすべて
「気に入った」
と言っているのだ。
しかし、内容を掘り下げようとして、難しい言葉を
駆使して解説しようとするが、どうも掘り下げに
成功しているような様子もなくて、

という投稿を見るたびに、自分が投稿する際には
すぐに読めて分かりやすくて、多少は役に立つような
内容にするよう、1秒程度は考えようとしている。

これはなかなか欠片も面白くない!!
という本も、読んだ内の20冊に1冊程度は存在する。
そういうときでも、いくら匿名だとは言っても罵倒する
ような批判だったり、これからその本を買うかも
知れない誰かの邪魔をするのは不本意だから、何か
他の表現でお茶を濁すようになる。
「表紙がすばらしい」とか。

また、ストレートな批判をしづらい理由のひとつに
「書いた作家さんからメッセージが届くことがある」
という点もある。
もちろん「面白くない!」なんて書き込んだ時には
何も送ってこないだろうが、「面白かった!」という
時にはお礼めいたメッセージが来るのだ。
Xの投稿は結構書いた本人が見ているということになる。
こうなるともう、面白くない  などとはうかつに
書けなくなる。
だから、直木賞受賞作に「まったく面白くない」と
書いてしまったのは私の中では例外中の例外だったのだ
(それぐらい面白くなかった。ただ長いだけだった。
室町無頼は面白かったのになあ)。

とにかく当たり障りのないように書くべきだ
ということを学習し続けている今日この頃である。






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GITANESは読書のお供。
それとは無関係に・・・。

まいまいつぶろ/村木嵐 を読み終えた。
半分は湯に浸かりながら、半分はソファで読んだ。
170回直木賞候補作だったとのことだ。
賞レースだから仕方のないことだが、その回の
他にどのような候補作があるかで大きく左右
されるのだろう。
いくつか前の受賞作など、あまりにもしつこく
長く重すぎて、何度か浴槽に沈めてやろうかと
思うほどしょうもない本だった。
それが受賞した回ならばあるいは、
と結論のない想像を浮かべてみた。
ちなみに同作は「日本歴史時代作家協会賞作品賞」
「本屋が選ぶ時代小説大賞」受賞作とのことだ。


これで今年の読了数は24となったので
「年に100冊は本を読む生活を送りたい」という
ささやかな目標には達するかもしれない。

ところで、
「風呂で本なんか読んで、もし湯の中に落っことしたら
どうするんですか?」
と尋ねられることがある。
「そりゃ、乾いてから続きを読むよ」と答えると
「そうじゃなくて、どうやって乾かすんですか!」
と、ああそっちのことか  という具合な質問を
ぶつけられることがある。
誰でも「自然乾燥させた本」を目にしたことはあるだろうが
乾いても大体波打ってしまう。
で、「なるべく元通りにする方法」として紹介されて
いるのが次の方法。
1.濡れた本をジップロックに入れる
2.冷凍庫に24~48時間入れておく。
3.不安なら重しを置いておく

これで元に戻るというのだ。
ドライヤーや、ふき取ってから陰干しなどより
よっぽど復元されるらしい。

あ、例の過去受賞作で実験してみようか。
どうでもいい本だし。

とも思ったが面倒くさいからやりません。



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GITANESは読書の最高のお伴。
それとは無関係に・・・。

地震の影響で乗る予定の電車が遅れた
と前回書いたが、それがそれほど苦にならなかった
のは、携行していた本のおかげである。

出張の際や病院へ行くときには必ず本を
携えていく。
1時間程度の飛行機移動などまったく問題ないし
病院での1時間待ちも本さえあればまったく平気である。
スマホで1時間暇つぶしせよと言われると
自信がないが、本を読んでいられるのなら
まったく大丈夫である。

予定の電車が遅れた日は武田百合子の
「『富士日記』を読む」をカバンに入れており
これがかなり面白かった。
電車は30分強の遅延だったが、これがあれば
3時間ぐらいならいい。
「富士日記」を読む前に「『富士日記』を読む」
を読んでしまったから、ひょっとすると
変なフィルターを備えてしまったかも知れないが、
それでもこの後「富士日記」を買って読もうと
思っている。
以前買おうかどうしようか散々迷って結局
買わなかったのだが、もうこれは買うしかない。
明日の書店行きが楽しみだ。




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GITANESを休止してもう18年か。
それとは無関係に・・・。


元日はさすがに休み。
報道が気になって仕方ない。
珍しくテレビをつけっぱなしにして本を読み過ごす。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」
・・・「時間」と、あの頃言葉の意味を深く
考えることもなしに呼んでいたものが、「記憶」と
変換可能かもしれないとまだ考えついてはいなかった。
思考あるいは五官が感じていたことを「線路に沿って」
ひとまとめの文章につくりあげるまでには、地道な
手習いが必要なことも、暗闇をいくつも通りぬけ、
記憶の原石を絶望的なほどくりかえし磨きあげることで、
燦燦と光を放つものに仕立て上げなければならないこと
もまだわからないで、わたしはあせってばかりいた。

須賀敦子全集3
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
この個所が好きで、何度も読む。
すべてがなんとなく自分なりに解釈できた気になる
まで眺める。それで時間を費やすのがなんとも贅沢
というか、日常のありがたさが身に沁みるような
気がして、いいのかどうなのかわからない心境になった。


おめでとうございます となかなか言う心持ちに
ならないが、とにかく年が明けました。
本年もどうかよろしくお願いいたします。






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GITANESは本の供。
それとは無関係に・・・。

昨夜読了した「戦国武将伝 東日本編」をもって
今年の読書数は94冊だったとブクログが。
ぼんやりした目標の年間100冊を割ってしまったが
悔やむほどの目標でもないからまあそんなもんか
としか思わない。
でも、例年より明らかに冊数が少ないのだから
ここ数年のうちでなかなか忙しい一年だったのだろう。

多分今夜は湯に浸かりながら本を読み、その最中に
年を越すだろう。
なかなかいいではないか。


読者の皆様、
いつも読んでいただいてありがとう。
来年もそこそこ書きます。よろしくお願いいたします。

年が明けると寒くなるそうですよ。
ご自愛ください。

SGC主人




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GITANESがお伴。
それとは無関係に・・・。

タイトルの数字は、今年度で昨日までに
読んだ本の数。
昨年は一年間で118冊だったから
やや遅いペースのようだ。
別に何が何でも年間100冊読もうなどと
無意味な目標を立てている訳ではないが
「本を一年で100冊ぐらい読めるような人生が
いいな」と子供の頃から思っていたので
まあこんなもんだろう という程の冊数ではある。

ちなみに、買った冊数で言うとおそらく今年は
既に150冊を超えているだろうから
なんとも無駄なことだと自分でも感じている。
しかし、本を買うことと読むことはまったく
別のことだ。
理由を詳しく述べよと言われると困るが
とにかくそうなのだよ。
うるさい!



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GITANESのお伴。
それとは無関係に・・・。

読了・鳥獣戯画のすべて

まともに小学校・中学校に通っていれば
最低でも耳にしたことがある書物。
それの解説本。
誤解されがちだが、鳥獣戯画は擬人化された
動物だけ登場する訳ではない。人間も出てくる。
また、鳥羽僧正が描いたとも思われているが
全部がそうではないどころか、一部描いたどうかさえ
わからないそうだ。
そしてそもそも巻物は甲乙丙丁の4種類あり
それぞれ描かれた時期も違うとのことだ。

自分が持つ最大の疑問は「擬人化された動物と
擬人化されない動物が併存するのはなぜか」
という点である。
もちろん鳥獣戯画にもその説明などまったくないし、
「そういう世界だ。ただ受け入れろ」というスタンス
であって、受け入れる者はより楽しめる
ということになっているのだろう。
だからグーフィーは喋るしプルートは喋らないのも
「そういうもの」だし、しまじろうに関わる動物達
は擬人化されている世界だが食料となっている動物
もいるし、というとジャングル大帝も同様の世界観
だろうし、とにかく「そういうもの」なんだろう。
それらの矛盾は既に鳥獣戯画により、つまり800年前
にもう提示され、「そんなもん、無理に説明しねえよ。」
と即座に解決されたことなのだろう。

というようなことがなくても愉しい。
すべてのマンガ・アニメの先祖なんじゃないか。



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GITANESは本の伴。
それとは無関係に・・・。

「チャンバラ」というあまりに直接な
タイトルの本を買い、すぐ読み切った。
宮本武蔵を描いた本で、ほぼ戦闘シーンばかり。
10年以上前に塚原卜伝の小説を買って読んだことが
あるが、それはストーリーが短いし、全体的に
説明臭いし、卜伝は最初から強いし、で
まったく面白くなかった。

こっちの本は楽しい。
「双頭の鷲」を昔何度も読み返した記憶があるが、
その著者・佐藤賢一が書いた「チャンバラ」は
当然面白い。
ということで、しばらくは時代物から離れるべきだ。
まったく違うジャンルのものを読もう。
未読本の棚卸しをそろそろやってみようと思う。





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GITANESは読書の最良の伴。
それとは無関係に・・・。


7,8年前、書店の棚で
「ジーノの家 イタリア10景」という文庫本
を何気なく、本当に何気なく手にして買った。
それが日本エッセイストクラブ賞などの受賞作
というような情報も何も知らず買った。
内田洋子氏、よく本屋では見かける名前だが
まったく読んだこともなくて読む予定もなかった。

帰宅してあっと言う間に読んでしまった。
次の日またその書店に行った。書店に並んでいる
内田洋子氏が書いた本をすべて買った。
過去に書いた本を調べ、その本屋に並んでいなかった
ものはamazonに発注した。
しばらく自分の書斎は内田洋子祭状態になっていた。
ミラノの太陽、シチリアの月 という本が気に入って
気に入っている割には誰かに貸してしまってそのまま
になっているのだが、その中にある「鉄道員オズワルド」
が特に印象的で、たまたま寝込んでいるときに読んだ
せいもあるのか、殊の外涙腺を刺激された。

その後も単行本が刊行される度、発売日に購入している。



実は内田洋子氏とは某SNSを通じて少しだけ
交流があった。
「鉄道員オズワルド」に関する感想を伝えることも
できたし、その返信に彼の近況(実在の人物である)
も聞けたりと、ラッキーな出会いに感謝した。


先月末には最新刊が発売された。
「イタリア暮らし」
もちろん買って、すぐに読んでしまった。
ここにまた「鉄道員オズワルド」にまつわる話が
2つほど収められていて、まったく無関係な人なのに
懐かしく思いながら読んだ。


イタリアを拠点として活動している人物なので
コロナ禍の状況ではかなり諸々が制限されていただろうと
推察される。
今後また刊行ピッチが上がればいいのに 
と背表紙を眺めながら考えている今日この頃である。





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GITANESは読書の最良の友。
それとは無関係に・・・。

ブクログというアプリがあって、それを利用
している。
読んだ本や読みたい本を登録して管理するアプリだ。
感想も書けるし会員同士コミュニケーションを
とることもできる。とらないけど。
本の登録はスマホのカメラでバーコードを読み取る
ことで簡単にできるし、使いようによってはかなり
便利である。
で、毎月末になるとアプリから
「お前は今月これだけ読んだよ」と知らせがくる。
それによると4月は9冊読んだとのことだった。
今年に入ってからは35冊。
ちなみに昨年は112冊だったらしい。
もちろん再読分はこれらに含まれないから
それらを加えると年間に150冊ほどは読んで
いるのだろうと思う。

たくさん読んだからどうなのだ、ということだ。
つまり、自分以外にはまったく関係のないことだから
冊数を競う気もないしそれに何か価値があるとは
思わない。

しかし、子供のころ
「オトナになって、やっと欲しい本を自分の力で
買えるようになったときも、やっぱり本を読んで
いる人でいられればいいな」と思った自分としては、
積み重なっていく本は子供のころの自分自身に対する
アピールにはなっているだろう、とは思っている。

やあお前、つまり昔の自分。
今もやっぱり相変わらず何かしら読んでいるよ。
ということだ。




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GITANESを吸いながら観たかった。
それとは無関係に・・・。

昨日読み終えた。


ぼくの伯父さん。

今後はこれをしばしば画集・イラスト集として
開くことがあるだろう。

読むことで興味の幅は広がった。
ジャック・タチ
ジャン=クロード・カリエール
小泉帝

そして挿絵を描いたのはピエール・エテックス。
俳優・映画監督・道化師・イラストレーターetcとのこと。

愉しいイラスト。
そしてこの作品の映画もいいらしい。
またやりたいことが増えた。





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