the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 




GITANESはジターヌと読むというが、
頭の中ではジタンでしかない。
それとは無関係に・・・。


高校(母校)の学食で、一番人気はうどんとカレーだったはずだ。
今考えると決していい味でもなかったが、それでも
カレー鍋の前にはいつも数人の行列ができていた。

一番人気と言っても、完全に支持を得ている訳ではなく、
みんなそれぞれ要望も持っていたようだ。
ニンジンとイモはふんだんに使われているのに、
肉は分子レベルしか入っていないとか、
タマネギがごはんより多いのは何故なんだとか、
様々だ。
中でも最も多いクレームは、
「シャブシャブ過ぎる。もっと粘り気が欲しい」と
いうものだった。
どれぐらい水っぽかったかと言うと、
私もよくそのシャブシャブカレーを食べたのだが、
窓口でカレーを受け取って、席に座り
井本兄弟(双子のクラスメイト)と話をしようと
ちょっとカレーから目を離す。
次に皿を見たときは、シャブシャブカレーは完全に
ごはんに吸収されてしまい、皿のなかはサフランライス
状態になっている・という有様である。
じっと観察していると、カレーの水位が目に見えて
下がっていくような感覚である。





スープカレー。

あのときにこのネーミングさえあれば、
あのシャブシャブカレーは至上の存在になっていたはすだ。

時代が悪かったのだ。



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