GITANESとの縁のほうがおかしいんだけど。
それとは無関係に・・・。
ハロウィンという言葉を初めて聞いたのがいつだったか
もう忘れてしまったが、小学生の頃読んだスヌーピーのマンガで
結構重要なキーワードとして「ハロウィン」という単語が扱われていたので
「そうか、あっちの国にはそんなお祭りもあるのか。」と認識した。
それから40年ほど経過した現在、こんなにも騒ぎのネタとして
クローズアップされるとは思っても見なかった。
幼いころからクリスマスは今のクリスマスっぽい扱いの「特別な日」として
成立しており、(と言ってもケーキを食べて何かしらおもちゃを貰うだけの
日だったのだが)そのころ身に沁みついた習慣があるので
今もクリスマスはちょっとだけ特別感がある。
しかし、もうこの歳になってから「ハロウィン」が年中行事として自分の
生活に組み込まれることはないだろう。
それが惜しいとも思わない。
数年前に亡くなった親父は、とうとうその生涯でピザを食べることがなかった。
いや、珍しい食べ物ならばいくらでもそんな例もあろうが、
最早日本で一般的となった(本場のものとは違う なんて意見はもちろんあるが)
ピザを食べなかったのは、どこかで何かの線を引いていたのだろう。
多分面倒くさいだけだったんだろうけど。
一度だけ自宅で親父は現物のピザを目にしたことがあったが、
「ほう、これがピザか。」と言っただけだった。
「食べてみる?」と尋ねたら、
「いや、食べたことがないままでいい。」と言い切った。
親父とピザの関係は、私とハロウィンの関係に似ているかも知れない。
| Trackback ( 0 )
|