the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 



GITANESカラーのスニーカーを買おうと
思っていたが未だに実現していない。
それとは無関係に・・・。

思い出してみれば、学生のときにピカピカ
真っ新のようなスニーカーを履いていた記憶がない。
いつも薄汚れていたように思う。
スニーカーブームでもなかったし、おカネもないから
そうそう買い物ができないという事情があったにせよ
あまり記憶がない。
これはまあ、熱心に靴洗いをしなかったからという
理由に尽きるだろう。
コーディネートするもしないも、そもそも学生服
で過ごす時間帯がいちばん長いし、休日にもあまり
白スニーカーを履いていることが少なかった。
大体はズックだ。紐にせよスリッポンにせよ
ズックだったから洗いやすかったはずなのに
そうしなかった。
すぐに履きつぶしていたから洗うという発想が
なかったのかもしれない。

やっとオトナになって、いろんな服を着て
必然的に靴もいろいろなものを履くようになり
そのうちの一つとして白いスニーカーも
履く訳だ。
そしてそれなりに「白いまま」維持している。
もちろん定期的に手入れするからである。
ズックなら洗うし、レザーでも補色や油分の補給も
やる。
しかし、なるべく白いままキープできているのは
「手入れ」が理由の全てではない。
最も大きい要因は「天気の悪い日は履かない」
そして「あんまり履かない」からだろう。
そればっかり履かなくても済んでいるし
汚れそうな日は履かないし、汚れたら手入れする
からだ。
学生の頃にはまったくなかった発想だ。

それにしても、その学生の頃は
「大人になったら父親のように、革靴ばかり
履くんだろうなあ」といういくらかはっきりと
した想像とはまったく違った。
こんなにスニーカー、ズックを履いて過ごすとは。
いやそれでまったく問題ないんだけども。


ちなみに、ズックとは麻や綿の太い繊維を使って
織った布(帆布など)をズック(doek)と言い、
それで作った靴をズック靴と言っていた。
「ズック」が定着したのが靴だったから、
ズック=ズック靴となったのだろう。
別にわざと古そうな表現をしている訳ではなくて
例えばVansのスリッポンなどを今も私は
ズックと呼んでいる。
この歳になっても「ズック好き」人間である。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )