ウリパパの日記

自由気ままに・・・

三本槍岳登山(1) 雲海と富士山を見ながら1900m峰へ 2021.8.6

2021-08-09 11:15:19 | 山登り

8月6日から夏休みに入りました。前日は有給休暇を取得して日光白根山登山、そして当日は那須の三本槍岳に向かうことにしました。本州南海上に熱帯低気圧があると日本上空の高気圧が刺激を受けて強まり、下降気流の影響で山の天気は前日より安定すると予想しました。5時20分に友部のアパートを出発。前日同様に宇都宮まで向かい、東北自動車道で那須ICへ向かいます。関東平野は前日よりも低い雲が多く、那須IC近くでようやく雲が薄くなってきました。終点の峠の茶屋駐車場には7時前に到着。眼下には雲海が広がり、澄み切った青空に那須の山々がそびえます。

 

7時10分に峠の茶屋前を出発。眼下に広がる雲海です。

 

那須岳登山道の入り口

 

しばらくは純白のノリウツギに彩られた登山路を上ります。

 

樹林帯を超えると眼下には見事な雲海

 

東北東の雲海から頭を出しているのは阿武隈山地最高峰の大滝根山でしょうか。

 

正面には茶臼岳。登山道脇の斜面にはウラジロタデが群生します。那須周辺で多くみられる代表的な花です。

 

シラネニンジンは咲き始め

 

ここだけで見かけた白い花。シロヨメナでしょうか。時期的にはまだ早いですが。。。

 

7時50分、稜線に出ました。ここから剣が峰方面へ向かいます。

 

東側には雲海が広がります。

 

剣が峰の南側に咲くヨツバヒヨドリ

 

ホツツジも開花

 

正面には朝日岳の峰々

 

ヒメシャジンが満開

 

ヒメシャジンに彩られる登山道を登ります

 

岩場を登り振り返ると、茶臼岳の山頂を見下ろす高さまで上がってきました。そして遠くには高原山から日光連山方面が鮮明に見えています。

 

さらに高原山の裾野の先には何と富士山の姿が。200km以上も先の富士山が夏場に見えるとは信じられません。南関東上空の高気圧の中で下降気流が強まり湿度が下がっているのでしょう。標高1500m以上では冬場のような透明度となっているようです。

 

正面には熊見曽根へ続く尾根道。ここを登ります。

 

熊見曽根に到着。更に200m先の1900m峰を目指します。

 

8時20分、最初の休憩ポイントとなる1900m峰に到着。駐車場から1時間10分で登ってきました。

 

南東には雲海が広がり、その先には八溝山の峰々。さらに先に遠望できるのは高鈴山方面の日立連山でしょう。

 

高原山の釈迦ヶ岳と鶏頂山。釈迦ヶ岳の左奥には富士山が見えています。

 

200km以上先の富士山をズーム。裾野まではっきりと見えています。

 

鶏頂山の右奥には170km以上先の奥秩父の山並み。左から雁坂嶺、破風山、少し離れて木賊山、甲武信ケ岳、北奥千丈岳、その右に朝日岳、金峰山と連なります。

 

南西から西側の眺望です。遠く日光から尾瀬、新潟方面の山並みが連なります。

 

日光方面をズーム。左から男体山、女峰山、帝釈山、子真子山、少し離れて太郎山、その右に白根隠山、日光白根山、温泉ヶ岳と連なります。

 

前日に登った関東の最高峰、日光白根山をズーム。

 

尾瀬から会津方面の山並み。燧ケ岳がひときわ高く、その右には会津駒ケ岳、中門岳、三岩岳と続きます。

 

東北の最高峰、燧ケ岳。その左には至仏山。

 

三岩山の右には、越後三山の中ノ岳と越後駒ケ岳。中ノ岳の右手前には荒沢岳。八海山は荒沢岳の奥になるため見えません。

 

西側には流石山、大倉山、三倉山へと尾根が続きます。その先には新潟県の山々を遠望。この方面の眺望は三本槍岳山頂のお楽しみとします。

 

これから向かう清水平と三本槍岳です。

 

その先には磐梯山から吾妻連峰がうっすら見えています。

 

右奥には箕輪山、鉄山、安達太良山、和尚山を遠望します。

8時35分に1900m峰を出発。清水平へ下り、目的の三本槍岳を目指しました(続く)。

 

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