昨日も暑い一日でした。八王子では最高気温が33.8℃まで上がりました。一昨日の39℃よりは5.2℃下がったものの湿度が低かったため、むしろ蒸し暑さを感じました。夏休み後半は秋雨前線(梅雨前線?)が日本付近にかかる予想となっているため山登りは厳しそう。そこで、2日続けて八王子の山を歩くことにしましたた。久しぶりに陣馬山から景信山まで歩こうか一瞬考えました。しかし前日に小仏城山から高尾山のハイキング、午後は長沼の実家でのハチの巣駆除、夕方には買い物などで30000歩近く歩いたため、この暑さの中で2日連続で長距離は厳しそう。そこで和田峠の近くに車を置いて、そろそろ咲き始めたレンゲショウマを見てから陣馬山へ向かい、ついでに八王子最高峰の醍醐丸まで往復することにしました。
自宅から車で約30分。和田峠から200mほど離れた駐車スペースに停めて和田峠まで歩き、ここから山登り開始です。木の階段を上ると陣馬山頂方面ですが、まずはレンゲショウマの花の様子を見に行きます。
和田峠から20分で群生地に到着。予想通り、レンゲショウマが開花していました。まだ蕾が多く、これからどんどん開花が進むでしょう。
何枚かコンデジやスマホで写真を撮ったのですが、この花は焦点を合わせるのが難しくうまく写りません。
レンゲショウマの花を観察後、陣馬山頂へ向かいます。
和田峠からの木道に合流しました
9時50分、陣馬山頂に到着。
下界とは違い、高原には涼しい風が吹き抜けます。
前日よりも雲が多く、富士山はすっかり雲の中。西側には三つ峠から大菩薩連峰が連なります。
扇山の左奥には、南アルプスの悪沢岳が姿を見せていました。
奥秩父方面です。雲の間から金峰山の五丈岩が見えていました。コンデジでーズーム。
北側の眺望。近くには連行峰から醍醐丸へ続く尾根、その先には奥多摩の山々。
左から鷹ノ巣山、御前山、少し離れて大岳山のピーク。御前山と大岳山の間には東京、埼玉県境の山々が連なります。
日光方面の山々は霞んでいます。
こちらは赤城山の黒檜山。
太郎山と男体山をズーム
北東には筑波山と加波山
東には東京スカイツリー
横浜方面。その先に東京湾から房総半島を遠望。
逆光の中、江の島が見えています
江の島の先に三浦半島の先端、東京湾の先に房総半島の先端。これらが一直線に並びます。真夏にここまで遠望できれば、まずまずでしょう。
続いて山頂の草原に咲く花を紹介します。白い大きな花はシシウド。遠くには大菩薩連峰
ウツボグサ。その先に見えるはずの富士山は雲の中
ノコンギク?
クルマバナ
草原の中で保護されている花のようです。初めて見ます。名前がわかりません。。。
自宅に戻り調べてみたところ、たぶんスズサイコのようです。太陽が出ると花を閉じるようなので、曇りの日に見るのが良さそうです。
オレンジのコオニユリは草原の中で目立ちます。
あちらこちらで咲いていました。
ノアザミの花にとまるキアゲハ
ツマグロヒョウモンの雄
ツリガネニンジン
シモバシラ。陣馬山では8月に咲き始めるようです。
昔に比べて、陣馬山の草原は草が生い茂り、花を探しにくくなってしまった印象です。昔訪れた時に見かけたバアソブを探したのですが、結局見つけることが出来ませんでした。陣馬山で30分ほど眺望と花探しをしてから、一旦和田峠に下り、北側の醍醐丸を目指します。和田峠からは1.6km。こちらも登山道が整備されていて、とても歩きやすかったです。
醍醐峠近くで見かけたナガヤノコウヤボウキ。咲き始めです。
和田峠から約15分で醍醐峠に到着。残り0.5kmです。
醍醐峠から10分で醍醐丸に到着。標高は867mで陣馬山より10m高く八王子市の最高峰です。
ここで折り返し和田峠に戻りました。今回あるいは距離は5.5km、高低差540mでした。和田峠から2つの山を往復ハイキングは、いずれも登山道が整備されとても歩きやすかったです。