今日は一日休暇で、8時30分から16時30分までフリータイムでした。予想より天気が良さそうので、茨城県と栃木県の桜とスプリングエフェメラルをめぐってきました。水戸の安国寺と小松寺の枝垂れ桜、笠間の八坂神社の枝垂れ桜、吾国山のカタクリ群生、笠間の金剛寺の吉野桜と枝垂れ桜、益子町の安善寺、那珂川町富山のイワウチワ群生とうえまる花の丘庭園、那珂川町観音寺の枝垂れ桜、那珂川町カタクリ山公園と数多くの場所を訪れ、春の一日を満喫しました。すべてを紹介すると1週間以上かかってしまうので、グループ化して記事にしていきます。
最初に訪れたのは水戸市の安国寺。昨夜ライトアップを見に訪れました。お寺の東側には菜の花畑が広がっています。
こちらは東側の枝垂れ桜
正面には境内の枝垂れ桜
山門と満開の枝垂れ桜
枝垂れ桜の周囲の水仙も綺麗です
西側から見上げます
昨夜も紹介した観音菩薩
ミツバツツジの先には仙台しだれ桜が植栽されています。まだ咲き始めです。東日本大震災の犠牲者の御冥福と復興を願い、令和元年に植樹されました。
続いて向かったのは城里町の小松寺。県道に面した階段入り口脇の枝垂れ桜は全く咲いていなかったので、既に散ってしまったのでしょう。本堂脇の駐車場まで車で登ります。駐車場を降りると、こちらの枝垂れ桜は満開で、境内を彩っています。
本堂の手前に2本の立派な枝垂れ桜。散り始めていましたが、見ごたえ十分です。小松寺の枝垂れ桜は徳川光圀公が手植えした桜の子孫と言われています。
観音堂の前にも2本の枝垂れ桜。見事な枝ぶりです。
観音堂の前から振り返ります
本堂裏手の階段を上り、平重盛の墓の近くから本堂と4本の枝垂れ桜を見下ろします。
例年小松寺の本堂付近の枝垂れ桜が見頃となるのは4月に入ってからなので、城里町付近でも季節の歩みが1週間程度早まっています。
続いて笠間の吾国山のカタクリを見に行きます。その途中で笠間駅近くの下市毛の八坂神社のそばを通りかかったところ、枝垂れ桜が満開でした。急遽Uターンして立ち寄ります。
この枝垂れ桜は笠間市の指定天然記念物です。樹齢200~250年と言われています。支柱に支えられることなく、長年の風雨に耐えて力強く立つ貫禄の姿です。
昔、ここには宝蔵院というお寺があり、その境内にあった八坂神社が今も残っています。
目通り幹囲3.2m、樹高は13m、枝張りも見事な桜です
こちらは駐車場脇のソメイヨシノ。満開です。
下市毛八坂神社で枝垂れ桜を見てから吾国山へ向かい、ちょうど満開を迎えたカタクリの花を見てきました。この様子は次の記事にまわすことにします。吾国山から栃木県へ向かう途中、県道1号沿いの金剛寺の吉野桜が満開だったので、立ち寄りました。その様子を合わせて紹介しておおきます。
箱田山金剛寺の社号標。入口の吉野桜が満開です。昨年は4月8日にここで満開の吉野桜を見ています。
満開です
階段を上り、本堂脇に咲く枝垂れ桜。昨年も紹介しましたが、推定樹齢600年の枝垂れ桜の古木で、初代が枯れてひこばえが再生した状態と言われています。それでも推定樹齢300年の老木です。
周囲は花びらの絨毯。数日遅かったようです。昨年も吉野桜が満開で枝垂れ桜は散っていました。
本堂右手の吉野桜は満開でした。
金剛寺で吉野桜と枝垂れ桜を見学してから、県道1号を栃木県へ向かいました。次の目的地は益子町の安善寺です。但し、次の記事は飛ばしてしまった吾国山のカタクリ群生地とする予定です(週末の更新となります)。