先ほど茨城県のアパートに戻ってきました。古新聞となってしまいましたが、先週29日の記事(栃木県のイワウチワ、カタクリの花めぐり)が途中で中断していたので再開します。
益子町の安善寺から茂木、那須烏山、那珂川町に向けて、芽吹き始めた木々や満開の桜を見ながら北上します。今年は桜前線が一気に関東地方を駆け抜けた様子で、栃木県東部エリアでもソメイヨシノが満開を迎えていました。12時過ぎに富山に到着。時間節約のために林道を走り第3駐車場に駐車して、イワウチワ群生地へ向かいます。
入口ではショウジョウバカマが満開。ここは入園料無しで見学可能です。
入園料400円を払い入山します。しばらく登ると、期待通り斜面にイワウチワの花が咲き乱れていました。混乱を避けるためにルートが定められていて、案内通りに進もうと思っていたのですが途中で分からなくなり、何度も同じルートを通ったりしましたが、全エリアを見てきました(笑)。
かなり高低差があるので、日が当たる時間の長い上部では満開かピークを過ぎ、中腹では満開、下のほうではようやく開花といった印象でした。どこも同じような雰囲気なので、どのあたりで撮影したか記憶が定かではありません。順不同に紹介していきます。
広さは1ヘクタールを遥かに超え、イワウチワの群生規模としては富山地区が日本一と言われているそうです。
ピンク色の花が密集して咲いています
木の根元に咲くイワウチワ
上のエリアに行くと青空に映える花を見ることができました
苔の岩の上にも咲いています
これだけ咲き揃うと見事です
20分ほど散策。十分に満喫しました。
群生地を一回りしてから駐車場に戻る途中で沢沿いで見かけた可愛い花。トウゴクサバノオだったかな?
次に林道を少し下ったところに最近開園した「うえまる花の丘庭園」を見学。いわうちわ群生地の入山チケット半券を見せると無料となります。500本のハナズオウやレンギョウ、ハナモモなどが楽しめます。展望台から見た園内の様子です。
レンギョウは満開。ハナズオウは蕾が膨らみ綺麗に色づいていました。開花までもう少しです。
昨年もここを訪れましたが、更に花数が増えた印象です。黄色のレンギョウとピンクのハナズオウの色合いが綺麗です。
日当たりのよい花の丘庭園の周囲では春の野草がたくさん咲いています。これはアマナ。
カタクリ
キクザキイチゲ
遠くに鯉のぼりが泳いでいます。まだ3月なのに・・・
帰りに近くを通りかかったのでパチリ
富山地区の他に船戸地区にもイワウチワの群生地があります。数年前に訪れたことがあります。夕方までアパートに戻る必要があるため、船戸地区への寄り道は断念し、次の目的地である那珂川カタクリ山公園へ向かいました(続く)