ウリパパの日記

自由気ままに・・・

ひたち海浜公園のネモフィラが見頃です 2023.4.13

2023-04-14 21:41:02 | 茨城県

昨日は八溝山の帰りに、ひたち海浜公園に立ち寄りました。昨年に比べてネモフィラの開花が1週間以上早く、既に7分咲きとの情報です。14時過ぎに海浜口の駐車場に到着。さっそく見晴らしの丘へ向かいます。

 

菜の花畑の先にネモフィラの丘。昨年もコメントした記憶がありますが、黄色とブルーはウクライナの国旗です。

 

よく見るアングルで1枚。西側斜面は満開までもう一息かな。

 

南側斜面は花の密度が濃くほぼ満開。青一色に染まります。

 

丘を少し登ります。ここから見た感じはまだ5分咲きです。

 

見晴らしの里を見下ろします。ネモフィラと菜の花畑

 

ネモフィラの和名は「瑠璃唐草(るりからくさ)」。その草姿を唐草模様になぞらえて呼ばれています。青空に映えます。

 

白い花も綺麗です。宝石のように光り輝きます。

 

黄砂の影響もなく、青い空に映えます

 

丘全体が青一色に染まります

 

丘の途中から見下ろします

 

みはらしの丘頂上からの眺め。満開まであと2~3日でしょう。

 

頂上からネモフィラの中を下ります。正面は阿字ヶ浦です。

 

ネモフィラ、太平洋、空のブルーのコラボレーション。海より空のほうが淡い色となっています。

 

丘の下から見上げます

 

菜の花が満開の見晴らしの里

続いて、たまごの森フラワーガーデンへ向かいます。

 

フラワーガーデンのチューリップは、ネモフィラと同じか少し早いタイミングで見頃を迎えます。色とりどりのチューリップが満開でした。

 

黄色いチューリップはフォルモーザ。ポルトガル語で「美しい鳥」

 

八重咲の大輪チューリップはハッピーアップスター。葉に鮮やかなラインが入っています。

 

ブルーのムスカリは運河をイメージ

 

スラヴァです

 

八重咲の黄色い花はあけぼの

たくさん花の写真を撮ってきましたが、紹介はこれくらいに留めておきます。

 

近くで八重桜が満開でした

 

帰りにもう一度ネモフィラの丘を訪れます。

ひたち海浜公園のネモフィラは来週1週間がピークとなりそうです。もう一度訪れたい・・・(無理かな)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八溝山の花めぐり(イワウチワ、カタクリ、ミドリニリンソウ)2023.4.13

2023-04-13 20:44:42 | 山登り

昨日日本列島を寒冷前線が通過して、冷たい空気に入れ替わりました。そのタイミングで大規模な黄砂が大陸から日本列島にやってきました。昨日は北日本と西日本、今日は東日本まですっぽり黄砂に覆われ、霞んだ空となっています。

今日は天気が良さそうなので休暇を取得することを先週から決めていました。目的は八溝山の花めぐりと、ひたち海浜公園のネモフィラです。しかし黄砂到来までは予想できませんでした(涙)。空が多少霞んでも問題ないので、予定通りに八溝山へ向かうことにしました。今朝は笠間で3.1℃、大子で1.5℃と冷え込み爽やかな朝となっています。黄砂の影響で多少空は霞んでいますが、気になるレベルではありません。一安心。朝食を済ませてから、朝6時15分に友部のアパートを出発します。

 

約2時間で八溝山頂の展望台に到着。上空は青空ですが、やはり遠くは霞んでいます。周囲の山々の眺望はゼロ。大陸の乾いた空気に覆われているので、黄砂が無ければ那須、飯豊山、磐梯山、吾妻連山を遠望できたことでしょう。残念です。

 

クマ鈴を思いっきり鳴らして展望台を出発して高笹山方面へ向かいます。朝は気温6℃とひんやりします。昨年よりも笹が伸びて、遊歩道がわかりにくくなっています。足元にはカタクリの花がポツリポツリと咲いています。

 

しばらく歩くとフモトスミレが咲いていました。昨年見た大株はまだ蕾でした。

 

最初のイワウチワ群生地へ向かうため茗荷方面へ分岐します。この尾根道は足の踏み跡が無く、幹に巻き付いた赤い紐を頼りにラッセルします。笹は腰の高さまであるため、かき分けて進みます。何度か訪れて道を覚えていないと遭難しそう・・

 

しばらく尾根道をかき分けようやく南斜面に出ました。しかし、イワウチワは既に咲き終わっていました。最後の花がわずかに残っている程度です。昨年4月20日に訪れた時には満開だったことを考えると、今年は季節の歩みが昨年より10日以上早いようです。

茗荷沢まで下っても今日は気温が低く花が開花していないことが予想されるので、ここで引き返して元の尾根道へ戻り、林道真名畑八溝線へ向かいます。林道から遊歩道を経由して鹿ノ沢へ下ります。

 

鹿ノ沢へ下る途中、楽しみにしていたマキノスミレに出会いました。

 

マキノスミレは昨年より数多く咲いていた印象です。

 

標高が700mまで下がると、周囲の木々は芽吹き始め、新緑の世界となります。

 

再びフモトスミレ

 

マキノスミレ

 

最後の階段付近もイワウチワの群生地です。ここでも、ほとんど花は終わっていました。遊歩道脇で咲き残っていたイワウチワを見つけてパチリ。1週間遅かったですね。今年は3月中から咲き始めたのかもしれません。

 

再び林道鹿ノ又線に出て2kmほど林道歩きとなります。周囲の山の木々が芽吹き始め、美しい季節です。

 

オカトラノオが咲き始めていました

 

林道の終点から沢歩きとなります。ハナネコノメは咲き終わり

 

沢沿いの遊歩道に日が差し込みます。周囲はニリンソウの群生です。さっそく、目的のミドリニリンソウを探します。

 

5分間ほど探してようやく見つけました。念願のミドリニリンソウです。ここで見かけたの4~5年ぶりかな。

 

近くにもう一輪、ミドリニリンソウがありました。大満足です。

 

咲き始めのニリンソウは薄ピンク色です。

ここから最後の尾根歩きとなります。

 

明るい尾根を登るとカタクリの群生

 

気温は低めですが、大きく花を反らせて咲いていました

 

しばらく尾根を登るとイワウチワの群生地が現れます。下のほうでは咲き終わっていましたが、標高が上がると今がピークのようです。

 

今日は気温が低いため、うつむき加減に咲く花が多かったです。

 

 

こちらは白いイワウチワ

 

山の斜面に群生します

 

3月に訪れた那珂川町のイワウチワに比べると八溝山に咲くイワウチワは半分くらいの大きさでしょうか。可愛らしいです。

 

尾根道沿いに群生が点々と続きます

 

本日最後の群生

 

イワウチワの群生を抜けると笹の路となります。斜面を歩くルートなのですが、全く踏み跡がなく、ここでもラッセルが続きます。途中倒木があり迂回が必要となるのですが、道に迷うこともあり、昨年以上に難航しました。

ようやく遊歩道の終点にたどり着き、山頂へ向けて最後の林道歩きとなります。

 

富士見ヶ丘駐車場を直進して、カタクリが群生する登山道へ向かいます。日当たりが良い登山道ではカタクリが満開です。

 

登山道の両脇にカタクリが咲き乱れます。

 

十分に満足しました

 

11時20分過ぎに八溝山頂に戻ってきました。八溝山のハイキングコースは、山頂を出発して山頂に戻る珍しい散策ルートとなっています。

 

帰りに、道の駅奥久慈だいごに立ち寄りました。早くも鯉のぼりがお目見え。

 

新緑の山の斜面をピンク色の大の字が彩ります。

道の駅で昼食休憩をしてから、ひたち海浜公園へ向かいます(続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南浅川の八重桜が見頃です 2023.4.9

2023-04-09 19:39:59 | 自然

昨日日本列島を通過した寒冷前線の後面には寒気を伴った高気圧が移動してきました。久しぶりに冬型の気圧配置となり、関東北部や東北の山間部では積雪となりました。一旦積雪が消えた福島県の桧枝岐村では25cmの積雪、群馬県藤原で13cm、栃木県の那須高原でも3cmの積雪を観測しています。八王子でも今朝は1.7℃まで下がり霜が降りる寒さとなりました。日中は気温が17℃まで上がりましたが湿度が低く、爽やかな一日でした。

高尾ではソメイヨシノが散り、早くも八重桜を季節を迎えています。午前中に南浅川沿いを散策して八重桜の様子を見てきたので紹介します。

 

高尾警察前で甲州街道を渡ります。いちょう並木は新緑に染まっています。

 

散策のスタートは横山橋。下流に続く南側堤防の八重桜の様子。

 

上流の陵東橋方面。まだ鯉のぼりはお目見えしていません。

 

横山橋の北側に続く桜並木。このあたりのソメイヨシノは遅咲きのため花が残っていて、咲き始めた八重桜と咲き競っています。

 

咲き始めた八重桜のトンネルを歩きます。やはり青空はいいですね。気分爽快です。

 

濃いピンクの八重桜をズーム

 

道路沿いにも八重桜が続きます。陵南公園のように花の名前を表示してくれるとありがたいですね。

 

途中に1本、鬱金桜がありました。

 

淡黄緑色に八重咲きの桜なので、すぐにわかります。

 

近くに淡いピンクの八重桜。花の密度が濃い桜です。名前が知りたい。。。

 

道路に出て振り返ります

 

街路樹のハナミズキも咲き始めていました

 

陵東橋から先も八重桜のトンネルが続きます。こちらはピークまでもう少しでしょうか。

 

途中、1本だけ御衣黄が植栽されています。緑色の花が特徴なので、すぐに気づきます。

 

小輪の緑色の花が特徴です。咲き始めは緑色ですが、やがてピンク色が混ざってきます。

 

南浅川橋に到着。この周辺のソメイヨシノはすっかり散ってしまいました。高尾の山々も新緑に染まっています。

 

グランド北側のミツバツツジ。昨日の雨で散り始めました。

 

グランド西側では楊貴妃が満開です。

 

大輪の楊貴妃の花は植栽されている場所が少なく、陵南公園に咲く姿を毎年楽しみにしています。

 

楊貴妃の先には御衣黄

 

こちらの御衣黄もピンク色の筋が入っていません。しばらく見頃が続きそうです。

 

フゲンゾウも満開

 

フゲンゾウ(普賢象)とは普賢菩薩が乗っている象のことで、葉化した雌しべがこの象の鼻に似ているため、この名がつけられたそうです。

 

モクレン

 

じゃぶじゃぶ池南側の八重桜

 

向かって左側の薄ピンク色の八重桜はイチヨウ

 

タイハク(右)とシラユキ(左)

 

タイハクは純白で大輪の八重桜

 

シラユキは純白の一重の桜。先週から咲き始め、ピークを過ぎてしまいました。

 

陵南公園からの帰りは、町田街道入口で再び甲州街道を横切ります。歩道橋から高尾山方面の眺め。

 

大光寺に立ち寄りました。一昨日にも紹介したミツバツツジがまだ満開でした。

 

陵南中学校脇の八重桜も綺麗です。ここにも鬱金桜が植えられています。

 

最後に狭間公園の話題。濃い青色のフデリンドウが開花しました。

おしまい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新国立劇場「アイーダ」 2023.4.8

2023-04-08 22:21:49 | オペラ

今日は新国立劇場公演のヴェルディのアイーダを見に行ってきました。本公演は新国立劇場開場25周年を記念し、1998年の開場記念公演として制作されたゼッフィレッリ演出舞台の5回目の再演となっています。

期待通り豪華絢爛な舞台、新国立劇場の舞台をフル活用した大スペクタクルを堪能してきました。1998年の公演はチケットが取れず、その後の再演も見ていないので、今回は期待に胸が膨らみます。令和の時代には馴染まないのかもしれませんが、昭和の時代に恒例となっていた海外歌劇場の引っ越し公演を思い出してしまいました。ゼッフィレッリ演出といえば、ミラノスカラ座の2回目の来日公演(1988年のNHKホール)でのトゥーランドット(マゼール指揮、ディミトローヴァ、マルティヌッチ出演)のきらびやかな舞台が思い出されます。

 

本日の公演スケジュールです。ワーグナーと違って1幕の公演時間が短いので、何となく気楽に聴ける印象。今回のアイーダ公演の主なキャストは以下の通りです。

  • 【指 揮】カルロ・リッツィ
  • 【演出・美術・衣裳】フランコ・ゼッフィレッリ
  • 【アイーダ】セレーナ・ファルノッキア
  • 【ラダメス】ロベルト・アロニカ
  • 【アムネリス】アイリーン・ロバーツ
  • 【アモナズロ】須藤慎吾
  • 【ランフィス】妻屋秀和
  • 【エジプト国王】伊藤貴之
  • 【伝令】村上敏明
  • 【巫女】十合翔子
  • 【合唱指揮】三澤洋史
  • 【合 唱】新国立劇場合唱団
  • 【バレエ】東京シティ・バレエ団
  • 【児童バレエ】ティアラこうとう・ジュニアバレエ団
  • 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

 

14時開演、土曜日ということもあって満席です。マスク着用も不要となりコロナ前の世界が戻ってきました。それでも半数の観客がマスクを着けていた印象です。舞台上の2幕の凱旋シーンではエキストラも含めて100名以上は舞台に出場、超密状態です。しかも本物の馬2頭舞台上を横切り、再度ラダメスが馬に乗って登場です(笑)。登場した馬は興奮せずに落ち着いていて、舞台慣れしているのでしょうか。今回の舞台を見るとコロナの時代に終止符が打たれオペラが完全復活したことを実感しました。

 

公演は期待を裏ぎらず素晴らしいものでした。新国立劇場の空間を最大限に活用した豪華絢爛な舞台、衣装も煌びやかで圧倒されました。モノトーンの色彩も特徴的で、3幕のナイル川の岸辺や4幕の王宮内の広間は印象的でした。2幕の場面転換にはずいぶん時間がかかりカーテンコールまではさんで待たされた一方で、4幕の場面転換はあっという間でした。4幕はどういう仕掛けがあったのか不思議でしたが、幕切れ直前に納得です。神殿の地下は舞台の下に準備されていて、上下していたのです。

カルロ・リッツィ指揮の東京フィルは音楽面でしっかりと舞台を支えていました。躍動感に満ち、繊細さも兼ね備えたハイレベルな音楽づくり。さすが巨匠です。目を楽しませてくれた東京シティ・バレエ団にもブラボーです。そして新国立劇場合唱団は今回も健在。1幕2幕は迫力で迫り、3幕4幕はハーモニーの美しさで圧倒します。

歌手では女性陣が良かったですね。前半の1,2幕はアムネリス一人が支えていたようにも思えましたが、3幕、4幕と聴かせどころでは皆さん本領発揮です。合唱とは無理に張り合うことはせず、聴かせどころの後半に備えていたのでしょうか。アムネリスのアイリーン・ロバーツさんが一番印象に残っています。太くてドラマティックな声で、審判を終えた神官を激しく呪う4幕1場の幕切れの場面では、演技と声の力に圧倒されて鳥肌たちましたね。昔のフィオレンツァ・コッソットを彷彿させます。ブラボーが出ていたのにはびっくりです。久しぶりに聞くブラボーでしたが(叫ぶときはマスク装着するよう指示されていたのですが)。アメリカ人とパンフレットには説明さてれいました。でもどこかエキゾチックな雰囲気が漂います。

アイーダを歌ったセレーナ・ファルノッキアさんはリリックソプラノで、高音の響きが素敵です。透明感ある声は2階席まで届いてきました。3幕のアリアは聞かせてくれました。

ラダメスを歌ったロベルト・アロニカさんは、前半は若干ムラがあったのか2階席まで声が届かない時がありましたが、3幕以降は安定し本領発揮。声は美しく艶やかで迫力もありました。

日本人では、アモナズロを歌った須藤慎吾さん。声に力があって美しい響きが印象に残っています。ランフィスを歌った妻屋秀和さんは貫録十分。1998年の公演以来、ほぼ毎回ランフィス役で出演している大ベテラン。声にも張りがあり、さすが第1人者です。後継者がいないのかなと心配になったりします。

 

期待以上の素晴らしい公演に大満足。今回のアイーダは、4月5日から4月21日まで7回の公演となっています。こういうオペラなら何度でも見てみたいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大光寺の花まつり 2023.4.8

2023-04-08 11:17:23 | Weblog

今日は4月8日。お釈迦様の誕生をお祝いする花まつりの日です。宗派に関係なく全国の寺院や地域をあげてお祝いが行われ、甘茶の接待や稚児行列などの法要やイベントが行われます。高尾駅前の大光寺でも毎年花御堂が設置されます。今年はちょうど土曜日となったため、午前中に買い物ついでに出かけてきました。

 

以前はこの時期、ソメイヨシノが満開となってお釈迦様の誕生をお祝いすることが多かった記憶があります。温暖化の影響で近年は葉桜の中でのお祝いとなってしまいました。今年も大光寺境内前の江戸彼岸桜は2週間前にピークを過ぎ、今日は曇り空に新緑が映えていました。

 

本堂の前には花御堂が設置されています。

 

花御堂の中央には誕生仏が安置され、参拝客は甘茶を注いでお祝いをします。お祝いした後は、甘茶を戴いてきました。

 

昨日も多摩森林科学園の帰りにここを訪れ、境内に咲くキエビネやキバナイカリソウを紹介しました。今日は咲き始めたツツジをパチリ。

 

シャクナゲの花も見頃を迎えていました。

 

近くのスーパーでオルトランを購入後、自宅近くの興福寺をのぞいてみました。今週日曜日に武相卯歳観音霊場の開扉のイベントについて紹介しました。今日は本堂前に花御堂が設置されています。

 

興福寺の花御堂。ここでも仏様の像に甘茶を注いでお祝いをしてきました。

他にも訪れたいお寺があるのですが、今日は時間がありません。午後から新国立劇場へオペラ(アイーダ)を見に行く予定です。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八重桜終盤の多摩森林科学園でルイヨウボタン開花 2023.4.7

2023-04-07 20:13:52 | 自然

日本列島を寒冷前線が通過中です。関東地方には昨日から暖かい南風が吹き続け、今朝の八王子の最低気温は17.2℃と6月並みの陽気となっています(最低気温は夕方以降更新中)。日中も時折小雨がぱらつくものの20℃を超える蒸し暑さとなりました。今日は高尾の自宅で在宅勤務。季節の移り変わりが早いこの季節、雨が降らない限り落ち着かず、今日も長めの昼食休憩を取得して、自宅近くの多摩森林科学園まで散策にで出かけてきました。終盤を迎えた八重桜と、もしかしたら咲き始めているかもしれないルイヨウボタンの花がお目当てです。

 

時折小雨がぱらつく中、自宅から歩いて15分で多摩森林科学園に到着。入口の八重桜が早くも満開です。早すぎる。。。

 

第2樹木園を抜けて保存林へ向かいます。足元には春の花がたくさん咲いていました。ヤマルリソウが満開です。

 

サクラ保存林入口に咲く佐野の普賢象。1967年に京都市の佐野園から導入されたものです。

 

八重咲の桜としてはやや地味です。

 

彼岸通りの高台を歩きます。終盤を迎えた八重桜や新緑が綺麗です。谷の向こうの散策路は帰りのコースとなっています。

 

上匂(じょうにおい)です。ヤマザクラとオオシマザクラを掛け合わせた純白のサトザクラです。強い芳香があります。

 

満開の八重桜を見ながら園内の奥へ向かいます。

 

 

桜里園に咲く最後の八重桜

 

江戸(えど)はオオシマザクラとカスミザクラを掛け合わせたサトザクラです。同じく大輪の楊貴妃に似ています。

 

 

御室有明は半分散ってしまいました

 

足元ではタチツボスミレが満開

 

マルバスミレも咲き始めています

 

見晴らしあずまやの近くにやってきました。このエリアには遅咲きの八重桜が植栽されています。

 

斜面に咲く枝垂れ桜の大木

 

小雨がやみ薄日が差してきました。新緑が美しい季節です。

 

オオシマザクラの白妙(しろたえ)

 

純白の大輪八重咲です。江戸時代から栽培され、明治時代の荒川堤にあったものを移植したそうです。

 

このエリアには鬱金が植栽されています。

 

淡黄緑色、八重咲き大輪の花のサクラで、江戸時代より親しまれてきました。

 

満開です。花色がウコンで染めた色(鬱金色)に似ることからその名がつきました。散る間際には、花の中心部が紅色を帯びてきます。

 

安行の福禄寿。埼玉県川口市の安行見本園から導入されたサトザクラの福禄寿です。

 

夫婦坂を下ったところに咲く松月

 

淡い薄紅色で大輪八重咲です

一通り園内を回ってきたので、最後にルイヨウボタンの様子を見に行きます

 

期待通りルイヨウボタンが開花していました

 

花は淡い緑色。やや複雑で、6枚の萼片の内側に6枚の花弁と6個の雄しべ、1個の雌しべがあります。

 

ルイヨウボタンの横ではイカリソウが咲き始めていました。

目的を達したので、急いで自宅へ戻ります(仕事中断中なのです)。

 

甲州街道のいちょう並木は新緑の季節を迎えています。これは雄花ですね。

 

帰りに大光寺に寄り道。ミツバツツジが満開です。

 

枝垂れ桜の老木の下では、植栽されたキエビネが開花。

 

キバナイカリソウが早くも満開

 

狭間公園に咲くイチリンソウ。最近花数が減ってきたのが心配です。

多摩森林科学園での散策を含め、往復約2時間の長い昼食休憩でした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早くもフデリンドウ開花 2023.4.5

2023-04-05 19:51:57 | 自然

今年の3月は記録的な暖かさとなりました。そして4月に入っても高温傾向が継続しています。茨城県では月曜日から今朝にかけて朝晩の気温が平年並みまで下がり、笠間で最低気温0.9℃を観測した昨日は友部付近でも田畑に真っ白な霜が降りていました。日中は20℃を超える暖かさとなり、今日の日中は水戸で22.4℃、笠間で22.3℃を観測しています。このため水戸周辺のソメイヨシノもかなり散ってしまいました。ひたち海浜公園のネモフィラは早くも5分咲きとの情報。来週には見頃を迎えそうです。

この暖かさの中、昼休みに会社の敷地内を散歩していたところ、早くもフデリンドウの開花を確認しました。例年は4月下旬に咲き始めるので、10日以上も早い開花です。

 

今日確認できたのはこの2輪でした。桜の花びらの中に埋もれていました。蕾をいくつか見かけたので、日増しに花数が増えていきそうです。

 

会社の事務所/工場がある某電気会社の広大な敷地内の桜並木。

 

ソメイヨシノだけでなくオオシマザクラ(左奥)や八重桜(右手前)も植栽されています。

 

ほぼ同じ位置から昨日昼に見た様子です。昨日のほうが空が青く、澄んでいたことがわかります。明日は南風が入り気温がさらに上がりそう。そして週末には寒冷前線の通過により一雨ありそうなので、ソメイヨシノは葉桜となってしまいそうです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那珂川町三輪のカタクリ山公園 2023.3.29

2023-04-04 19:49:28 | 栃木県

3月29日の最後に訪れたのは那珂川町三輪のカタクリ山公園。14時近くなり上空に雲が広がってきましたが、気温が高めなので満開のカタクリを期待できそうです。入園は無料、駐車場は有料(500円)となっています。平日のためか駐車場はガラガラでした。

 

散策順路に従い木道へ向かいます。

 

左手の斜面にカタクリの群生が広がります。満開のカタクリが山肌を埋め尽くします。ここは車椅子の立ち入りが可能で、実際に車椅子で見学に来られていた方もいました。

 

3ヘクタールのエリアに100万本もカタクリが自生。関東地方では最大規模を誇るそうです。

 

木道の先はカタクリを左手に見ながら日差しがある歩道を登ります。

 

これはスマホで撮影

 

山頂付近では桜が満開。ここから西側斜面を下り、ミズバショウが咲くエリアへ向かいます。

 

こちらの散策路沿いでもカタクリが満開

 

スプリングエフェメラルも咲いています。キクザキイチゲ。

 

カタクリとキクザキイチゲの群生

 

遊歩道の右側の広大な斜面にはカタクリの群生が続きます

 

満開です

 

エイザンスミレが咲いていました

 

キクザキイチゲの群生

 

カタクリの群生を抜けると、うす暗い林床にショウジョウバカマの姿が見られ、谷を流れ下る小川沿いにはミズバショウが植栽されています。

 

木道からミズバショウを観察できます

 

近くにザゼンソウの群生地があるようですが今回はパスして駐車場へ戻ります。途中、土佐ミズキが満開でした。

 

ショウジョウバカマの群生地を通り抜けます。

約30分でカタクリ山公園を周回してきました。午後になって雲が広がるあいにくの空模様でしたが、気温が高いこともあって満開のカタクリを満喫できました。

朝から巡ってきた茨城県と栃木県の桜とスプリングエフェメラル巡りはこれで終了。夕方からオンライン会議が入ってしまったので、帰りは那珂川町から友部のアパートまで直行。1時間10分で戻ることができました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那珂川町観音寺の枝垂れ桜 2023.3.29

2023-04-03 19:35:26 | 栃木県

富山からカタクリ山公園へ向かう途中、国道294号沿いに観音寺があります。ここの枝垂れ桜は国道からも見えるため、満開の時期にはいつも立ち寄ってしまうのです。今回はまだ早いかなと思っていたところ、既に満開を迎えていたので、思わずブレーキをかけて境内の駐車場に入ってしまいました。境内の駐車は4~5台のスペース。先客は1台だったので混乱無く停めることができました。

雲が抜けるまで少し待ち、太陽が出るタイミングで隣接する畑から見上げます。右側が観音寺桜、左側は本堂前の枝垂れ桜。その間にもう一本あって三本の枝垂れ桜が咲き競います。

 


観音寺は1534年に開基、開山を記念して地元の檀家が植えたものと伝えられています。地元では「観音寺桜」と呼ばれ、大切に保存されています。

 

これが観音寺桜。推定樹齢200年の名木です。昨年も紹介しましたが、地上3~5mのところで太い枝が4本出て、さらに細い小枝が四方八方に広がり、均整のとれた美しい県内のシダレザクラとしては1級の巨木です。

 

観音寺桜の先の道路沿いに、もう1本枝垂れ桜があります。

 

本堂前の枝垂れ桜はも立派です。樹齢は若そうです。

 


国道294号から見上げます。道路の枝が垂れ下がっているため、とても目立ちます。休日には桜目当ての車が路上駐車して大混雑になるのではないでしょうか。晴れたり曇ったりの天気でしたが空いている平日に満開の姿を見ることができてラッキーでした。

続いて最後の目的地であるカタクリ山公園へ向かいます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那珂川町富山地区のイワウチワ群生地 2023.3.29

2023-04-02 21:51:03 | 栃木県

先ほど茨城県のアパートに戻ってきました。古新聞となってしまいましたが、先週29日の記事(栃木県のイワウチワ、カタクリの花めぐり)が途中で中断していたので再開します。

益子町の安善寺から茂木、那須烏山、那珂川町に向けて、芽吹き始めた木々や満開の桜を見ながら北上します。今年は桜前線が一気に関東地方を駆け抜けた様子で、栃木県東部エリアでもソメイヨシノが満開を迎えていました。12時過ぎに富山に到着。時間節約のために林道を走り第3駐車場に駐車して、イワウチワ群生地へ向かいます。

 

入口ではショウジョウバカマが満開。ここは入園料無しで見学可能です。

 

入園料400円を払い入山します。しばらく登ると、期待通り斜面にイワウチワの花が咲き乱れていました。混乱を避けるためにルートが定められていて、案内通りに進もうと思っていたのですが途中で分からなくなり、何度も同じルートを通ったりしましたが、全エリアを見てきました(笑)。

 

かなり高低差があるので、日が当たる時間の長い上部では満開かピークを過ぎ、中腹では満開、下のほうではようやく開花といった印象でした。どこも同じような雰囲気なので、どのあたりで撮影したか記憶が定かではありません。順不同に紹介していきます。

 

広さは1ヘクタールを遥かに超え、イワウチワの群生規模としては富山地区が日本一と言われているそうです。

 

ピンク色の花が密集して咲いています

 

木の根元に咲くイワウチワ

 

上のエリアに行くと青空に映える花を見ることができました

 

苔の岩の上にも咲いています

 

これだけ咲き揃うと見事です

 

20分ほど散策。十分に満喫しました。

 

群生地を一回りしてから駐車場に戻る途中で沢沿いで見かけた可愛い花。トウゴクサバノオだったかな?

 

次に林道を少し下ったところに最近開園した「うえまる花の丘庭園」を見学。いわうちわ群生地の入山チケット半券を見せると無料となります。500本のハナズオウやレンギョウ、ハナモモなどが楽しめます。展望台から見た園内の様子です。

 

レンギョウは満開。ハナズオウは蕾が膨らみ綺麗に色づいていました。開花までもう少しです。

 

昨年もここを訪れましたが、更に花数が増えた印象です。黄色のレンギョウとピンクのハナズオウの色合いが綺麗です。

 

日当たりのよい花の丘庭園の周囲では春の野草がたくさん咲いています。これはアマナ。

 

カタクリ

 

キクザキイチゲ

 

遠くに鯉のぼりが泳いでいます。まだ3月なのに・・・

 

帰りに近くを通りかかったのでパチリ

富山地区の他に船戸地区にもイワウチワの群生地があります。数年前に訪れたことがあります。夕方までアパートに戻る必要があるため、船戸地区への寄り道は断念し、次の目的地である那珂川カタクリ山公園へ向かいました(続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武相卯歳観音霊場の開扉 2023.4.2

2023-04-02 15:33:20 | 東京都

卯年の今年、武蔵国と相模国にかけて開かれた歴史ある48カ所の札所・武相観音霊場、通称「卯歳観音」で、秘仏とされる観音像が公開されています。期間は4月1日から30日までです。普段は公開されていない扉が開かれ観音像が公開されているようなので、さっそく自宅近くの興福寺を訪れてみました。

 

今回の開扉について八王子経済新聞の記事より引用します。

江戸時代中期の1759(宝暦9)年、それぞれに信仰していた寺院が連携し、1回目の「開扉」を実施。今回で23回目を迎える。開扉とは、普段は閉じている厨子の扉を特定の日に限り開き、中の秘仏をお参りすること。武相観音霊場は12年に一度、卯年の春にのみ開かれる。飛鳥時代から始まり、奈良、平安と盛んになったといわれる観音信仰。観音様を祀る聖地への巡礼も、この頃から全国に広がったと伝わる。人々を救うために自らが姿を変えて現れ、念ずればあらゆる災難を除くと経典に説かれている観音様。普段は体験できない貴重な札所巡りの機会となりそうだ。(引用終わり)

 

対象となる霊場48か所中、八王子には17か所があります。自宅近くの興福寺は23番の霊場となります。武相卯歳開扉観世音菩薩と書かれた赤いのぼり旗が目立ちます。扉の内部や観音像は撮影厳禁なのでカメラはここまで。実際にお参りして扉の外から拝んできました。

 

本堂南の枝垂れ桜が満開

 

ソメイヨシノは散ってしまいました

 

例年であれば今ごろ入口の枝垂れ桜が満開を迎えている頃ですが、今年はすっかり葉桜となってしまいました。

続いて散田町の真覚寺へ向かいます。

 

真覚寺の鐘楼脇のソメイヨシノは葉が目立ってきました

 

真覚寺は武相観音22番の霊場となります

 

本堂前のソメイヨシノ

 

開扉が行われる高台にある観音堂

 

扉の中の観音様を拝んできました

 

横山中学校前の枝垂れ桜と真覚寺裏側のソメイヨシノ

霊場2か所を参拝後は南浅川でお花見です。

 

横山橋の東側に咲く濃いピンク色の桜は八重桜でしょうか。

 

横山橋から上流を眺めます。北側堤防のソメイヨシノが満開です。

 

長房町のソメイヨシノは周辺よりやや遅く開花するので、今が見頃です。

 

桜のトンネルが続きます

 

途中にある1本の枝垂れ桜も満開

 

正面に陵東橋が見えてきました

 

桜並木の最後はオオシマザクラ。ここから桜のトンネルを振り返ります。

 

陵東橋の枝垂れ桜

 

サイクリングロードを南浅川橋へ向かいます。昨夜の雷雨が花散らしの雨となったようです。

 

今年の高尾でのソメイヨシノの見納めとなりそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陵南公園と南浅川のソメイヨシノ満開 2023.4.1

2023-04-02 09:15:03 | 自然

高尾山からの帰り、陵南公園のソメイヨシノを見に行ってきました。今年は3月中に満開を迎え、既に散り始めています。今週末が最後のお花見となりそうです。

 

陵南大橋近くの公園のソメイヨシノとヤマザクラが満開です。

 

古道橋から下流を眺めます。左側が陵南公園、右側に桜並木が続きます。

 

陵南公園のヤマザクラ

 

八重桜も咲き始めています。

 

ほぼ満開のシラユキ。青空に映えて美しい。

 

陵南公園の桜並木。こちらも満開です。花びらが舞い始めていました。

 

水量が少ないので南浅川に降りてみます。川に枝を伸ばしたオオシマザクラ。正面に見えるのは南浅川橋。

 

桜のトンネルが続きます

 

再びソメイヨシノの桜並木

 

公園入口からズーム

 

南浅川橋から高尾方面の眺め。ソメイヨシノとオオシマザクラが咲き揃いました。

 

南浅川橋を渡り、下流側も桜並木が続きます。北側手前の桜はソメイヨシノとは種類が異なるようです。

 

白とピンクの花が混在してボリューム感あります。

 

南側の桜並木の下にはサイクリングロードが続きます。

 

南浅川の両岸は絶好のお花見コースです

 

南側の桜のトンネルを歩きます

 

しばらく歩いて振り返ります

 

ソメイヨシノ中にところどころオオシマザクラが植栽されています

 

サイクリングロード降りてみました。こちらもソメイヨシノのアーケード。間もなく花吹雪となりそうです。

 

最後に堤防の上から満開の桜を見てから自宅に戻ります。

 

甲州街道のいちょう並木も緑色に染まってきました。

 

陵南中学校北側の桜も今が盛りでした。

記録的に暖かい春の影響で3月中旬に咲き始めた桜。何とか4月まで持ちこたえてくれました。今週末からは八重桜が主役となりそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜満開の高尾山から春爛漫の日影沢散策 2023.4.1

2023-04-01 20:07:57 | 高尾山・陣馬山

今日から4月。陽気が半月近く先行しているので、今年は4月が2度訪れる印象です。八王子の3月の月平均気温を調べて見たところ、最高気温17.0℃、最低気温6.0℃、平均気温11.7℃となっています。月平均気温は、異常な暖春となった2021年の11.3℃を上回る観測史上1位の高温を記録。関東各地でも観測史上1位の高温を記録した箇所が多かったようです。4月3日に気象庁から発表される報道発表資料(3月の天候)が待たれます。ここ10年は地球温暖化やヒートアイランド化の影響なのか、3月と10月の高温が発生しやすい、つまり冬が短くなる傾向が強まっているみたいです。

今日の八王子は最低気温6.5℃とほぼ平年並みの朝でしたが、日中は22.6℃まで上がり5月並みの汗ばむ陽気でした。高尾山のヤマザクラもピークを過ぎつつあるようなので、今日から配布が始まった高尾山ブックに4月のスタンプを押してから、高尾山頂と日影沢を散策してきました。

 

清滝へ向かう参道のオオシマザクラ。前回訪れた3月21日から10日しか経過していませんが、一気に春本番を迎えた印象です。

 

清滝駅前広場

 

早くもピークを過ぎたソメイヨシノが新緑に映えます。

 

1号路でもキケマンが開花。一方、タカオスミレは葉が出てきましたが花はまだ咲いていません。スミレは気温よりも日照により開花時期が決まる傾向にあるようです。

 

金毘羅台からの展望。八王子の街並みは霞んでいます。

 

1号路を登るとウグイスカズラが咲き始めていました(ピンボケ)

 

ケーブルの高尾山駅に到着。北高尾の山々も木々が芽吹き始めているようです。

 

日当たりの良い東斜面ではヤマザクラが満開

 

1号路沿いのソメイヨシノも満開です

 

今日の目的であるトクトクブックに4月のスタンプを押します

 

浄心門近くの切り株。3月から4月に移り変わる様子が伝わってきます。

 

薬王院の仁王門脇の枝垂れ桜が満開です

 

 

朱色の仁王門とピンクの枝垂れ桜

 

御本社へ登る階段沿いのヤマザクラやソメイヨシノも満開です

 

階段から仁王門と枝垂れ桜を見下ろします

 

御本社周辺もすっかり春の雰囲気に包まれます。10日前はまだ冬の名残が感じられました。

 

奥の院へ向かう階段沿いもミツバツツジやソメイヨシノが綺麗

 

奥の院とソメイヨシノ

 

山頂へ向かう1号路の日当たりの良い斜面で白いスミレが咲いていました。葉が出ていないのでアケボノスミレのような感じです。よく見かけるアケボノスミレはもう少しピンクっぽい色をしています。

 

こちらは咲き残っていヒナスミレです

 

ヤマザクラが満開の高尾山頂に到着

 

丹沢から富士山方面の眺望

 

富士山頂は雲に覆われて見えません

 

南アルプスはうっすら(ブログにアップすると解像度低下により見えなくなります)

 

続いてもみじ台へ向かいます。茶屋から少し離れたところにヤマザクラが咲いています。青空に映えます。

 

満開です

 

一丁平方面へ下る明るい尾根道でもヤマザクラが咲き残っていますが、このあたりは日当たりが良いためピークはすぎた印象です。

 

巻き道と合流します

 

一丁平の北側巻き道を進みます。早くもミツバツツジが咲き始めています。

 

足元にはエイザンスミレ

 

可憐な小さい花はオカスミレ?

 

萩原作業道を日影沢へ下ります。ここでも多くのスミレが咲いています。エイザンスミレ。

 

ナガバノスミレサイシン

 

ミヤマカタバミも咲き始め

日影林道に合流する地点ではタカオスミレが群生しているのですが、このエリアは日当たりが良いため、すでに咲き終わっていました。タカオスミレを探しながら下流へ向かいます。

 

しばらく下ると、目的の高尾スミレを見つけました。今年初めてです。

 

近くにニリンソウの群生地があるのでミドリニリンソウを探します。目が慣れていないせいか、成果はゼロ。今年は多弁花がとても多い印象です。

 

多弁花の群生(ピンボケです)

 

キャンプ場からさらに下ると、タカオスミレが群生しています。

 

数多くの花が咲き残っていました。

 

こちらはヒカゲスミレでしょう

 

スミレを見ながら日影沢の入口まで下ってきました。ここから高尾まで歩くと時間がかかります。バスの到着時刻まで少し時間があるので、裏高尾を少し歩いてみました。

 

 

周囲の山々はパステルカラーに染まり、これから新緑の美しい季節を迎えます。

 

中央線と中央高速道に沿って旧甲州街道を歩きます

 

ミツバツツジが満開

 

菜の花と新緑

 

摺指の近くの民家の庭先

摺指の豆腐屋近くでバスがやってきました。ここから高尾まではバスを利用。昼食まで少し時間がありそうなので、陵南公園と南浅川のソメイヨシノを見ながら自宅へ戻ることにしました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミツバツツジと桜が満開の今熊神社 2023.3.31

2023-04-01 14:04:48 | 自然

光厳寺に続いて、ミツバツツジと桜が満開の今熊神社を訪れました。例年ミツバツツジが見頃になるのは4月上旬です。今年は季節の歩みが1週間以上早まっているので、ちょうど見頃ではないかと予想しました。

 

参拝者駐車場に車を置いて神社へ向かいます。ミツバツツジとソメイヨシノが満開です。

 

薄曇りでもミツバツツジのピンク色が映えます。

 

今熊神社にはたくさんの鳥居があります。これは一番東側の鳥居。その先の階段は今熊山への登山となっています。

 

中央の鳥居。遙拝殿へ向かう階段です。

 

この二つの鳥居の間のソメイヨシノが満開です

 

西側の鳥居。ヤマザクラとミツバツツジに彩られます。

 

今熊開運稲荷社の鳥居が並んでいます。

 

鳥居の周辺のミツバツツジが満開

 

遙拝殿にお参りします。時間があるので今熊山まで往復することにしました。

 

登山道の途中からの眺望

 

山頂までもう少しかな

 

左側の谷に今熊神社のミツバツツジを見下ろします

 

今熊開運稲荷神社の奥宮

 

山頂の今熊神社に到着。こちらのヤマザクラは咲き始め。

 

鳥居の先に奥宮が見えました。

 

奥宮とヤマザクラ。今熊山の標高は505m。サクサクっと登ってきましたが、結構な高低差があったようです。

 

こちらのヤマザクラは満開です

 

同じ道を戻ります。眼下に今熊神社を見下ろします

 

足元にはタチツボスミレばかりでつまらなと思っていたら、マルバスミレを発見。

 

ミツバツツジの群生地まで下ってきました

 

駐車場から見上げるミツバツツジとヤマザクラ

 

最後に今熊山周辺の案内図を紹介しておきます。遙拝殿から山頂まで往路40分、復路25分と記載されています。この半分の時間で往復してきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あきる野市光厳寺のヤマザクラが満開 2023.3.31

2023-04-01 06:38:52 | 自然

龍珠院に続いて、あきる野市戸倉に佇む光厳寺を訪れました。この寺院に咲くヤマザクラの老木が目的です。

 

光厳寺の山門です。光厳寺は臨済宗建長寺派の寺院で、建武年間に足利尊氏が創建したと伝わる古刹です。

 

山門の先の本堂

 

山門脇には七福神の布袋尊

 

鐘楼の周囲はピンク色の花で彩られています

 

タチツボスミレも満開。これだけ咲き揃うと見事です。

 

続いてヤマザクラを見にいきます。光厳寺のヤマザクラは、東京都の三大巨樹と言われ都の天然記念物にも指定されています。樹齢400年を誇ります。

 

近くから見上げます。樹高17.3m、幹回り5.3m、枝張りは東西が25m、南北18mあります。

 

南側から見上げます。地元では光厳寺の大桜と呼ばれています。

 

境内には4本のヤマザクラがあります。そのうちの1本である、光厳寺の大桜の北側にあるヤマザクラを見上げます。

 

こちらのヤマザクラは高さがあります。

 

先に紹介した2本のヤマザクラ

 

山門脇のソメイヨシノも満開

 

ヤマザクラやミツバツツジが満開

 

光厳寺は戸倉城跡の一画に佇んでいます。

続いて、八王子の今熊神社へ向かいます(続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする