482名の新入生を迎えることができた。
自分の学年なので、ステージで吹奏楽部の演奏を聴くことになるが、「君が代」の出だしがあぶなっかしくて、聴いてる方がどきどきした。
「ご覧のように本校は自然に恵まれている。今日は桜が満開で、学校の東側にあるびん沼の土手は今一面菜の花の黄色だ。まもなく東側に見渡すかぎりの水田はみなさんのように青々と茂り、秋に黄金色の稲穂になり、そのあと土手は彼岸花が赤く染める。冬の澄んだ空気の中で、雪をいただいた富士山がくっきりと見えてくる。それを三度繰り返すころ、みなさんは立派な青年に成長している … 」という校長の告示にしみじみしてしまった。
自分はあと何度この景色を見るのだろう。
入学式のあとは、恒例の歓迎演奏会。
今年お招きした「Psalm(サーム)」さんは、ピアノとボーカルの男性四人グループだ。
オリジナル曲もたくさん持っているが、誰もが知っている名曲のカバー中心に、親しみやすいプログラムをくんでくれた。
「サクラ」「キセキ」「Butterfly」「糸」 … 。出会いにふさわしい曲ばかり。
毎年必ずお願いしている本校の校歌は、美しいピアノソロからはじまる。
昨日のリハで聴いて鳥肌が立ったのだが、これほど美しく切なく、そしておしゃれなコードをふんだんに使ったアレンジで聴くのは初めての経験だ。
川東校歌を歌った回数はおそらく自分がダントツで世界一だが、こんないい曲だったのかと関心した。
それほどアレンジは大事なのですね。
入学式後、部員たちに機材搬出をしてもらい、新入生勧誘作戦をはじめさせる。
部活は15時半バスで終了。氷川会館に場所をかえて新人の先生の歓迎会。ビンゴで川越地ビールセットがあたった。学校にもどり、明日のオリエンテーションの準備をする。