学年だより「続ける(3)」
「野球の素振りもそう、英語の勉強もそう、ダイエットもそう、仕事もそう。続けていれば何らかの結果を出すことはできます。才能なんて要らないと凡人の僕は確信しています。要るのは続けること。」ただし、続け方にはコツがあると木村先生は述べられる。
~ 続けるにはいくつかのファクターがあるんです。
このブログにしてもそうですし、それ以外のいろんなことにしても、若い頃や子どもの頃は何も続けられなかった僕なのに、ある程度のコツというんでしょうか、それを見つけてからは続けるのがあまり不得手ではなくなりました。
一番大きいのは気負って続けようとしないことかもしれませんね。
英語の勉強をしないとと思ってる人がある日どうもモチベーションが上がらずに、諦めてしまったとしましょうね。
人間だからそういうことってあると思うんですよ。
大事なのは、翌日ですよね。諦めてしまったのはしょうがないとして、それを翌日にも持ち越してしまって、2日連続で諦めるのはまずい。
ここで諦めたら諦めるのがクセになるんじゃないかという日だけは、いくら眠くても疲れていても頑張るという要素が大事なのではないか。
僕はそう思っています。
人間の行動にも慣性の法則が当てはまります。
動いている人は動いているのが気持ち良くて動き続けようとします。
止まっている人は止まっているほうが気持ちいいものです。
2日連続、3日連続で諦めてしまうと、それがクセになるんですよね。
毎日頑張るぞと気負い過ぎると、1日の諦めが挫折になるかもしれません。7日のうち5日でいいやと思うと多少は楽になるかもですね。 (木村達哉「キムタツブログ」2015年4月3日) ~
№3で書いたように、まず大事なのは「ゼロ日」を作らないことだ。
たとえば、部活の試合で帰りが普段よりもっと遅くなっても、家庭の事情で家に居られないような日も、ゼロ日にはしないという覚悟を持とう。
どうしても物理的もしくは精神的にできない日があったらどうするか。
翌日には持ち越さないことが大切だ。
肉体的にバテていても、気持ち的にムリな状態も、一晩ぐっすり寝れば普通はなんとか挽回する。
遅れをとりもどそうと力む必要は全くない。ふたたび淡々とやるべきことを普通にこなせばいい。
二日連続でさぼると、自分で自分を甘えさせるクセがついてしまう。
二日連続でやらないことを避けさえすれば、やる方が普通になり、それが自分の性質になっていく。三年間じっくり自分の体質を変えていくことが、結果として大きな達成を生む。