水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

今日

2015年04月23日 | 日々のあれこれ

 

 昨日、楽器決めが終わった。第一希望にならなかった人も、とりあえずしばらく頑張ってみよう、何が合ってるかはやってみないとわからないものだよ、と話した。
 その昔、ホルンを担当して芽が出ず、打楽器にうつるも活躍できず、最後はバリトンサックスに移動して開花した先輩がいたくらいだからね。半年とかやってみて、どうしても違うと思ったら、そのときは相談にのるから。
 そう言えばその先輩はこんなことがあった。コンクールの前日に夜遅くまで練習し(当時は直前しかちゃんと追い込まなかったからね)、その先輩は終電をのがしてしまったのね。翌朝、赤い顔で会場に現れたのは、公園で夜明かしして蚊に刺されまくったからなのです。そんな先輩もいたんだよ、と話してて顔ははっきりうかんでるのに、名前がでてこなかった。
 今日授業中に「あいみ君だ」と急に思い出した。「フェスティーボ」ではじめて銅賞をいただいた時ではなかっただろうか。いろんな記憶が混在しつつ、思い出しにくくなっている。同時にピンポイントでやけに鮮明な一場面があったりする。手帳のやることリストのレッスン依頼がラッスンゴレライに見えたりもする。
 楽器は決まったが、今日は一年クラス懇談会のため一年生のみオフ日。気が付くとGWがすぐそこまで来ている。
 明日はパートによっては買い物に出かけるので、全体集合はない。土曜日、みんな来てくれるといいなあ。

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勉強の超基本システム(2)

2015年04月23日 | 学年だよりなど

 

  学年だより「勉強の超基本システム(2)」

4 わからない時はわかるところまでもどる
 わからなくなったら、どの時点でわからないかをまず発見する。そこから再スタートすればいい。それがわからない時は先生に相談すればいい。病気と同じで、症状と進行具合いが明らかになれば、治療法は見いだせる。

5 やることを書き出す
 やりたいこと、やるべきことをすべて書き出す。そして、やったことはどんどん「赤」でチェックしていく。赤チェックの入り具合いで、残された時間と、やるべき量との関係が視覚で一瞬にして把握できる。
 何がどれくらいあるのかがわからないと人は不安なものだが、視覚によって全体像を把握できると、かりにその全体量が多くても精神的ゆとりが生まれる。

6 やったことを記録する
 その日にやれたことを記録していこう。みんなは、まだ自分がどれくらいの量をどれくらいの時間でこなせるかの判断ができる状態になっていない。この記録を蓄積していくことで、2年3年になるにつれて、自分で勉強計画が立てられるようになる。
 具体的には、学習記録ノートを作るといいだろう。生徒手帳のスケジュール欄を利用してもいい。
 最初のうちは、英語を30分、数学を1hやったという時間の記録だけでもいいから、毎日何かは書こう。『ターゲット』1~50とか、『サクシード』8~12のように具体的に記録できたらなおよい。さらに、ちょっとした反省や今後の課題もメモしていけるようになれば理想的だ。
 手帳に書くことで、自分が客観化できる。それにしたがって今後やるべきことが明確になり、その後のモチベーションともなる。この作業は、大学の勉強にも、大人になってからの仕事でも通用する。日々ちょっと記録することが習慣となり、習慣は体質をかえていく。

7 要るものは貼る・不要なものは捨てる
 必要なプリントはノートに貼って保存するのが基本だ。だからはさみとノリは常備しておくこと。 必要な情報は、どこにあるのかがわかり、すぐに活用できるようにしないといけない。
 みなさんにとっては、ノートが「情報の集積地」となる。

☆ 家にコピー機を用意する
 ノートを情報の集積地にするためには、コピーを上手に利用できると効率がいい。
 英語や古文は、教科書の本文をコピーしてノートに貼ってしまえば、書き込みしやすいし、そのノートさえあれば、復習ができる。少し拡大して貼ることもできるし、逆に授業でもらったプリント類は縮小すると貼りやすくなるものもある。
 家庭用コピー機は2~3万円かかるが、三年間使って生まれる効果はその何十倍ではきかない。そういう工夫をする力は一生ものなので、実感として何百倍の効果といっても過言ではないと思う。

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