串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

兵主大社-近江の苔寺

2010年05月12日 | 旅-関西

 

湖西と湖東を結ぶ琵琶湖大橋を渡り、守山方面へ。

この橋、普通車は200円と有料です。

横には歩道があり、歩く人や自転車も。
人もお金が要るのかしら?

ヨットの頭飾り。

目的は野洲市にある兵主(ひょうず)大社。

松林の参道が300mも続く。
えらい立派な神社だなぁ・・・と、驚いてしまう。

「大社」というだけあって、格式高い神社なんだろう。

石橋の太鼓橋を渡って鳥居をくぐります。

鳥居は新しいもののようですが、奥の楼門の創建は1550年。
足利尊氏が寄進したとも言われ、室町末期の建築様式をよく伝えているものらしい。

創建以来たびたび修理されているが、一間一戸の全国でも数少ない楼門とか。

カエデの大木が両側にそびえる歩きにくい玉砂利の参道を進む。

えらく玉砂利の量が多いなぁ・・・と、思っていたら5/5は大祭だったとか。
それで、玉砂利入れたのかな?

奈良時代に鎮座という由緒ある神社で、「兵主」を「つわものぬし」と読み、
中世には武将の信仰が厚く、源頼朝も建物を寄進し、相当隆盛だったようだ。

これが本殿かと思っていたら、拝殿翼楼なんです。

 

ここに見てみたい庭園がある。
社務所で拝観料500円を支払い、かんぬきのかかった庭園入り口の戸を開けてもらう。

獣道ならぬ人が歩いた跡を歩いて下さい、と言われ進んで行くが、
よその家の庭を勝手に歩いているようで、なんとなく落ち着かない。

だぁれもいません。

橋を渡り奥に進んで行くが、少々怖くなってきた。

これなら、ダンナを無理やり引っ張ってくればよかった。

「見たくない、眠たい。」からと、車に戻って行ったダンナ。

落ち葉の下からスミレがたくさん咲いています。

 そして、ここから風景が変わります。

近江の苔寺と呼ばれる「平安の庭」の入り口です。