木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




朝起き抜けの気温は14度。
愛犬クレハと散歩に出ると空には雲が広がっています。
手袋を着けて走り始めたランニングは
すぐに手袋不要となりました。
ランニングの終わり頃には
空が白み始めるようになりました。
「春よ来い!」と言う感じです。

さて、私の頼りになる右腕、横切り盤。
ようやく不調の原因が分かりました。
新年から丸ノコを13インチから14インチに変えました。
1インチ=25.4ミリですから、丸ノコの半径にすれば
12.7ミリのスケールUPですが、それが写真右の
鋳鉄のブロックにわずかながら当たったり、
当たらなかったり、要するにクリアランスに
余裕がなくなったことが原因でした。
どうして分かったかというと、横切り盤で加工中に
一度、火花が散ったんです。
「あっ!当たっている!」
電源を落とし、カバーを外して、手で回します。
当たりません。
クリアランス(すき間)が1ミリぐらいあります。
しかし、刃物に負荷がかかった時にぶれて
鋳鉄ブロックに当たるのでしょう。
刃先のハイスのチップがかけたら
丸ノコ(チップソー)はおしまいです。
そこでブロックをアーレンキーで外して、
グラインダーで研磨することにしました。
ブロックをよく見ると、この機械が使われていた
前の工場でも当たっていたようです。
こすれたあとがかすかにあります。
思い切ってクリアランスが6ミリくらいまで落としました。
ブロックと刃物を取り付け、手で回して確認後、
電源を入れ、スイッチオン!
快調に回ります。
機械の不調でちょっと憂鬱になりつつあった作業が
俄然楽しくなりました。
本来の山章のペースを取り戻し、木工加工が
進んだのは言うまでもありません。
機械も人間も本調子じゃなければ楽しい作業はできません。

それでは事故に気をつけて行ってきます。

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