東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

「商品」になるまで

2007年04月08日 09時38分03秒 | 不動産屋の話
新しく物件の依頼があり、方眼紙とメジャー持参を用意して見に行く。いつものことながら初めて見る物件へ行くのは楽しい。今回は貸家が二軒とのこと。

一軒目はコンパクトな間取りの2Kタイプ。物件自体は古いのだが、ペット可物件としてならば十分に需要があるものと思われる。二軒目は一軒目と比較するとかなり広い貸家で間取りは4DKである。さらに2畳ほどの納戸が付いていた。しかし敷地ギリギリまで増築しており、ひし形と言うか何とも見たことのない変形で、非常に図面が取り難かった。こちらは通常の賃貸として十分に大丈夫であろう。

しかし両軒ともこのままでは募集するのは難しく、内装をある程度施工しなければならない。古家の場合はどこまで手を入れるのかの判断が難しい。一部に手を入れると入れていない他の部分がかなり目立つ。もちろんすべて手入をすれば良いのだが、それだとかなり高額になってしまう。

どこまで施工するのか?賃料設定は?募集条件は?と決める事はたくさんあるが、これから「商品」になって行く過程はとても面白いのである

画像は私を悩ませた増築部分である。

有限会社やな瀬不動産

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