亀戸ぎょうざ

たまに昼食時の店内でビールを飲んでいる人を見掛ける。以前も書いたように私はそれほど飲める訳ではないけれど、憧れていた光景であった・・・

先日の休日に亀戸へ行く用事があった。昼前に用事を済ませ、わき目も振らず『亀戸ぎょうざ』へ向かった。ここはもう誰もが知っている有名な老舗の餃子屋さんで建物からして歴史を感じる。以前何度かお土産を買った事はあるが、今日は店内のカウンターで餃子を食べながらビールを飲む為に、休みにも関わらず早起きした。

ここはお土産も含めて「最低二皿」からの注文となるので、座るといきなり飲み物を聞かれ、特に何も注文しなければ二皿を注文したことになる。久し振りに見る小瓶のビールをグラスに注ぎ、一杯目を飲む干す頃に一皿目の餃子がタイミング良く届く。一口頬張り、二杯目のビールを喉に流し込む。あ～憧れていた瞬間である。隣のおっちゃんともしばし会話が弾み、振り返ると二皿目が届いている。この絶妙のタイミングが素晴らしい。

江戸っ子は長居禁物と父からの教えを守り、ものの15分程度で店を後にした。（餃子250円×2皿+ビール350円＝850円也）

これでまたひとつ大人になってしまった。

※ちなみに三皿注文すると「小皿のおしんこ」がサービスで付くと隣のおっちゃんが教えてくれた。

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