休日に料理を作るようになってからどれくらいが経っただろうか?最初はあれこれ凝った料理を作っていたものの、最近はすっかり当初の熱が冷め、レパートリー不足も重なり、面倒臭さが先に立つようになった。そんな事を呟くと「いいのに~そんな・・・」の後に、「・・・簡単にカレーとかでも・・・」と妻。やはり作らなければならないのね・・・何事も感謝されるのは最初だけなのだろう。
いつしか「手抜き」ながらほんのちょっとだけ凝った料理を作る事に目覚めた。最近はどこにでも売っている生麺タイプのラーメンで「ちょっとだけ本格的ラーメン」に変身させる技を発見した。ポイントは「手羽元」である。最近はまっている食材で、「どうぞ食べてぇ~」と言わんばかりの取っ手付きの可愛い形状が好きだ。
【手羽元ラーメンの作り方】
用意するもの・・・生麺、手羽元、塩胡椒少々
1.手羽元に塩胡椒をしてしばらく放置し、全面を軽く焼く。
2.1を鍋に投入し、水から茹でる。
3.灰汁が出たらきれいにすくい、適当に茹で続ける。
以上である。
簡単に言えば「手羽元で出汁を取る」だけの話で、あとは通常通りラーメンを茹でて混ぜるだけのことであるが、結構簡単に濃くのあるスープが出来るので、びっくりするほど美味しい訳じゃないがまあまあ~それなりのラーメンになる。この場合は付属の醤油は使わず塩ラーメンにした方がいいかも知れない。また茹でた手羽元や茹で玉子を味付玉子に変身させ、みじん切りにしたネギを多めの油で炒め、焦がし油を入れればさらにいい感じになる。
ちなみに私のレシピには分量や時間が明記されていないので、あとは勘とセンスで作りましょう。