ロッキーズの49歳左腕ジェイミー・モイヤーが日本時間18日、80年ぶりにメジャー最年長勝利記録を塗り替えた。
コロラド州デンバーでのパドレス戦に先発し、直球は130キロに満たないが、緩急をつけた老練な投球で7イニングを6安打2失点(自責0)で2シーズンぶりに勝利。49歳151日で白星をつかみ、1932年にジャック・クイン(当時ブルックリン・ドジャース)がつくった49歳74日の記録を破った。日本でも中日・山本昌投手がプロ野球最年長先発勝利記録を46歳248日に更新したばかり。日米で熟年パワーがさく裂した。(中日スポーツより)
先発で勝利したところがまた格好いい。1986年カブスでメジャーデビューしてから、27年目通算689試合目での快挙である。試合後のインタビューで「まだ夢の中を生きている。情熱はまだある。今夜は特別な夜になった」と語ったモイヤー。次の目標は1965年にサチェル・ページ(当時アスレチックス)がマークした59歳80日の最年長出場記録である。11月で50歳を迎える大ベテラン左腕にはひょっとしたら可能かも知れない。それにしても山本昌もモイヤーも左腕である。何か因果関係があるのだろうか・・・
私にとってやはり同世代?の活躍は非常に励みになる。まだまだ自分なんて若僧じゃないか~と思ってしまう。それならばと目指す視線の先に59歳のサチェル・ページを見据えたいのだが、残念ながら彼の背中すら見えやしない・・・あと13年間か・・・
ちなみに2006年11月に本ブログで掲載した「59歳のドジャース・キャンプ体験記」の59歳とは彼の年齢を指している。