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久し振りに興味を惹いた記事。
スペイン南東部アリカンテで、高さ約200メートルの47階建て高層ビルの建設が進められているが、完成間近になってエレベーターが設置されていないことが分かり、話題になっている。この高層ビルは今年12月の完成予定。当初、20階建てで計画され、後に47階建てへと変更された。しかしこのとき、設計者がなぜか増築分のエレベーターを設置するのを忘れてしまった。しかも誰もこの欠陥に気がつかないまま計画が承認され、工事が進められた。これまでに建物は約94％が完成し、マンションは約35％が販売済み。今となっては内部にエレベーターを設けるのは不可能で、建物の外側に取り付けるしかないという。この高層ビルは街の繁栄と金融危機克服のシンボルとして計画されたが、当初完成予定の2009年から4年も遅延。さらに工事関係者への給与遅配や、23階の高さになるまで工事用エレベーターが設置されず工事関係者は階段での上り下りを余儀なくされたなど、数々の“いわく”があるという。
いや～久し振りの突っ込みどころ満載の記事であったが、よくよく記事を読むと「増築分のエレベーターを設置するのを忘れてしまった」とある。そうなると最初の計画予定だった「20階まではエレベーターがある」ということなのだろう。
「47階でエレベーター無し」だと思っていたのだが、「47階で途中までエレベーターあり」となるとこの記事の興味も半減してしまう。残念だ。
