新橋演舞場で「さくら橋」を観た。
松原敏春 作 『流水橋』より齋藤雅文 補綴・演出
【あらすじ】松原敏春の『流水橋』をもとにしたこの芝居は、戦後間もない浅草に、大阪から上京してきた一人の女性と彼女を取り巻く人々との、笑いあり涙ありの人情劇。
新橋演舞場での観劇は昨年の9月以来で、藤山直美の芝居はもう約2年前の2011年12月以来である。直美ちゃんの他に、加賀まりこ・安達祐実・石倉三郎・ベンガル・仁支川峰子の豪華キャストだったが、中でも加賀まりこの存在感は群を抜いて光り輝いていた。スカイツリーやAKB48も登場し、人情味溢れる芝居での直美ちゃんは相変わらず素晴らしい。ただもう少し直美ちゃんのお笑い要素が満載だったら・・・と少しだけ直美ファンとしては物足りなくも感じつつも、舞台の転回の素晴らしさに感動した。
劇場を出る頃には雨はすっかり止んでいた。このまま築地へ向かおうか