映画「運命のボタン(2009年・原題THE BOX)」を観た。
【解説】ボタンを押せば大金が手に入るが、代わりに見知らぬ誰かが死ぬという究極の選択を迫られた夫婦の運命を描くスリラー。『アイ・アム・レジェンド』の原作者リチャード・マシスンの短編小説を基に、『ドニー・ダーコ』のリチャード・ケリー監督が不条理な世界を作り上げた。主演はキャメロン・ディアス、『スーパーマン リターンズ』のジェームズ・マースデンとフランク・ランジェラが共演。100万ドルの大金か他人の死か、人間のモラルに迫る究極の選択の行方から目が離せない。
序盤からミステリアスな展開にハラハラするが、途中までから思わぬ方向に話が進んで行き、次第に私の口がポカ~ンと開いてしまう。そもそも私だったら絶対に「ボタンを押す」「発砲する」の選択肢はないので、不可解、何とも不可解だらけのまま???だらけでエンディングを迎え、非常に後味が悪かった。また「運命のボタン」との邦題のセンスがないったらありゃしない。
今回の放映では、はしのえみがキャメロンの吹き替えをしているのだが、それがまた非常に違和感があり、最終的に笑わないキャメロンと共に魅力半減の作品になってしまった。