映画「わたし出すわ(2009年公開)」を観た。
【解説】『間宮兄弟』『椿三十郎』など話題作を次々に送り出してきた森田芳光監督が、『(ハル)』以来約12年ぶりにオリジナル脚本を手掛けた人間ドラマ。突然帰郷したヒロインが旧友たちの夢を実現させるために大金を差し出す姿を通し、現代生活に欠かせないお金の価値や使い方を問いかける。謎めいたヒロインには森田監督とは初タッグとなる『ラスト・ブラッド』の小雪。共演には『接吻』の小池栄子と仲村トオル、『まぼろしの邪馬台国』の黒谷友香ら多彩な面々が顔をそろえる。
ヒロインから大金を学生時代の友人たちが受け取る・・・何とも言えない違和感を感じる。冒頭に色々とお金に関する名言が流れるが、全く内容に最後まで響かないのは、きっとその違和感があるからだろう。
「お金の価値や使い方を問いかける」と解説にあるが、結局何の感想も無い作品だった。