昨夜リオ五輪出場への道が途絶えた男子バレーボール。
今回の最終予選でやたら目立ったチャレンジシステム。すでに相撲・テニス・野球等で導入されており、審判が「目で追い切れなかった微妙なプレー」に対してビデオ判定に委ねるものであるが、バレーボールは少しだけ異なる点がある。
バレーに関しては、チャレンジする対象の「相手プレーヤー」が存在する時がある。つまりコート内に入ったか?入らなかったか?との微妙な判定とは異なり、触ったにも関わらず「しらばっくれているプレーヤー」に対して審判に「あいつ触ったけど、触っていないふりをしてる」と言いつけている訳である。これが他のスポーツと明らかに異なる点である。ビデオ判定が出るまでの間、「心当たりのある」プレーヤーの胸中はいかがなものなのだろうか?
そもそもチャレンジの間はプレーが一時中断するし、最近ではどうも勝負どころで無理やり利用するケースもあるようだが、私にとってあの時間がどうにも焦れてしまう。だったら最初から「触りました」と潔く手を挙げればいいじゃんと思う。