終業後に羽田空港へと向かい、昨年11月と同様22時過ぎに那覇空港到着。目的はただひとつ、昨年初体験したボディボード熱が失せないうちにの再トライであった。
翌朝、市内でレンタカーを借り、まず最初に向かったのは以前ドキュメント72時間で登場したことのある恩納村の老舗ドライブインである。
国道58号線を大雨の中を北上する。左右に米軍基地や施設が広がる。
約一時間ほどで目的であるシーサイドドライブインに到着。沖縄初のドライブインで、創業は私よりひとつ年下1967年。冷蔵庫の製造業者として米軍基地に出入りしていた創業者が、基地内のレストランを見てそのスタイルを気に入り、アメリカの文化にたっぷりと影響を受けて開業したそうだ。名物のスープがつくフライライスを注文し、レトロな店内と海を眺めながら静かに食事を楽しむ。本来であれば夜のネオンが見たかったのだが、それはまた別の機会にしよう。
その後、市内へ引き返すように数日前に海開きをしたばかりの北谷でのボディボードのレッスンを受け行く。天気は相変わらずだが、どうせ濡れるので気にしない。ウエットスーツに着替えて、車で数分のビーチで降りる。まだ満潮前だったが、初心者にはほど良い波で、貸切りのビーチでマンツーマンレッスンを受ける。
前回よりも長く波に乗れる回数は増えた。波に乗る感覚は実に快感・爽快であるが、乗れる距離が長くなればなるほどポイントへ戻るのが大変になるので、前回より早く疲労困憊になり、最後は両脚が吊り始めて、予定よりも早めにレッスンを終了して貰った・・・シンプルなものは奥が深いのは世の常であるが、スキーにも似た面白さである。
ついつい海にもリフトがあればと思ってしまう・・・(つづく)