東京ドームで行われたジャイアンツvsファイターズのイースタンリーグ公式戦を観戦した。
イースタンの試合はいつ以来だろうか?と自由席のチケット片手に開門時間の16時過ぎに入場。内野二階席は開放されていなかったが、結構な入場者数で一塁側エキサイトシート裏の内野席を確保する。夏休み期間中のドームには小学生の来場者が多く、自チームのユニフォームを着てグラブ片手に笑顔でプレイボールを待っている。その笑顔に40年以上前の自分を重ね合わせる。当時は冷房完備ではない後楽園球場だったが、暑さは気にならず、テレビで観た選手が目の前にいるだけでそれはそれは興奮したものだ。
今はファンサービスとしてボールを次々に投げ入れてくれるが、その当時はそんなサービスもなく、ただただネット越しの選手たちを遠目で眺めていたものだ。周りの子供たちのウキウキ感を感じるだけでついつい頬が緩んでしまうが、後部座席の子供たちはやたら売り子さんからバンバン購入していた。限られたお小遣いで節約していた昭和の時代とは金銭面では豊かなのだろうか?令和元年。
両チームのスタメンが発表されるが、知っている選手は二軍で調整中の数名しかおらず、三桁の背番号の育成選手も出場していた。その中で背番号021の黒田選手の活躍がなかなか印象深かった。入団一年目のルーキーでまだ19歳。当日はホームランも打ち、打力も守備も肩も素晴らしかった。彼はきっと近いうちに支配下登録を勝ち取るだろう。
イースタンでの有望選手を探すのもまた楽しいものである。