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映画「海峡(1982年公開)」を観た。
【解説】本州と北海道の間にトンネルを掘ろうとする男達と、彼らを見つめる女たちの姿を描く。岩川隆の同名の原作の映画化で、脚本は井手俊郎と「漂流」の森谷司郎の共同執筆、監督も森谷司郎撮影は「駅/STATION」の木村大作がそれぞれ担当。
地質調査からの地道で気の遠くなる作業から25年もの歳月をかけて青函トンネルがようやく開通するが、彼が失った(失いつつある)代償は大きい。掘削の様子もトンネル内の閉塞感も2018年9月に体験した長崎県の池島をリアルに思い出す。さらに海水が溢れ落ちてくる劣悪な環境に息が詰まりそうになる。
海の底にトンネルを通すより、橋げたを掛けてしまった方がいいような気がしつつ、健さん・青森・雪となるとつい映画「八甲田山」を彷彿しつつ、北国の居酒屋シーンは何とも言えない安定感があり、居酒屋おれんの女優・伊佐山ひろ子はこの当時の映画やドラマでよく観た記憶がある。大谷直子じゃなくて小百合ちゃんを選んで欲しかったな~と思えるほど可愛らしかった。