新型コロナウイルスの感染拡大で収入の途絶えた人たちが家賃の支払いを拒む「家賃スト」の動きがニューヨークで起こっているとの記事。
「支払えないのはコロナ渦のせいで自分のせいではない」「大企業の大家は収入がしばらくなくても耐えられるのに何故借り手がしわ寄せを受けるのか」「まず食べ物に家賃は二の次」と家賃ストへの参加を呼び掛けている。それに対して州は強制執行禁止を8月20日まで延長し、延滞料徴収を禁じた。
掲載された各都市中心部の月額家賃平均を見ると東京は約1000ドルに対し、ニューヨークは約3000ドルの事情を考慮したとしても、日本の司法の世界でも根強く残る「大家さん=お金持ち」「借主=弱い立場」の図式であり、どうにもこうにも違和感だらけで、今月届いた自動車税の納付書に「コロナで乗っていないのに支払いたくない」と同じコロナ便乗型に映ってしまう。大家さんが大企業かそうではないかではなく、住んでいる限り支払うことを前提にした上での猶予要請等が筋ではないかと思う。何故ならコロナ渦は大家さんのせいではないのだから・・・今後の世論の流れを注視して行きたいと思う。
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