映画「RUN(2021年公開)」を観た。
【解説】パソコン画面上でドラマが展開するという新機軸で注目を集めたサスペンススリラー「search サーチ」のアニーシュ・チャガンティ監督が、母親の娘への歪んだ愛情の暴走を描いたサイコスリラー。郊外の一軒家で暮らすクロエは、生まれつきの慢性の病気により、車椅子生活を余儀なくされていた。しかし、前向きで好奇心旺盛な彼女は地元の大学への進学を望み、自立しようとしていた。ある日、クロエは自分の体調や食事を管理し、進学の夢も後押ししてくれている母親ダイアンに不信感を抱き始める。そして、クロエの懸命な調査により、ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑色のカプセルが、けっして人間が服用してはならない薬であるということが判明してしまう。クロエ役をオーディションで抜擢された新人女優キーラ・アレン、母ダイアン役をドラマシリーズの「アメリカン・ホラー・ストーリー」のサラ・ポールソンがそれぞれ演じる。
冒頭の保護者会の議題からしてめまいがするが、これがまたラストに繋がる(ってほどではないか?)。車椅子で身動きが取れない主人公があれこれ脱出、解明して様子はなかなか引き込まれる。「そう思わせておいて実は的な展開か?」それとも「そう思わせておいてやはりそうなのか?」のどちらかに期待するが・・・ママの表情が次第に化け物のようになり、ラストは魔女のようになる。クロエ役の新人女優キーラ・アレンが好演。余りスッキリせずにそのままエンディングかと思いきやラストで少し評価か上がった作品だった。
体調不良で錠剤を連日服用していた時期の視聴だったので、つい薬の表記を確認してしまった。