コンビニのセルフ式コーヒーで、支払った金額よりも多くの量をカップに注ぐ不正を繰り返したとして、懲戒免職処分となった中学校の校長。校長は昨年12月、レギュラーサイズ(110円)を注文してラージサイズ(180円)の量をカップに入れたとして窃盗の疑いで書類送検。昨年6月から12月まで約半年の間、複数の店舗で同様の行為を7回も繰り返していた。 レギュラーとラージの価格差は1杯70円で不正を7回繰り返したことから、単純計算で被害金額は490円と試算される。その金額に見合わず「(懲戒免職の)処分が重すぎる」という意見も少なくない。 しかも県教委によると校長に退職金は支払われないという。県教委は「処分は基準を踏まえて対処した」と説明する。 過去に窃盗を繰り返して懲戒免職になった教職員の処分例も踏まえたものであること。さらに校長は1回の間違い(過失)ではなく、窃盗の認識がありながら、わかったうえで繰り返しやっていることが最も重い処分に至った理由とのこと。
金額的に万引き犯の常套句である「つい出来心」なのだろうが、内容があまりにも物悲しいニュースである。余りにも悲し過ぎて「レギュラーカップでラージが溢れないものなんだな~」と変な感想になってしまった。