先日出先で妻と喧嘩になった。
いつもながら夫婦喧嘩は些細なことから始まる。これは太古の大昔から一緒だろう。怒りながらもついつい冷静に「なんでこんなことで怒ってるんだろう?」と思ってしまうものの、怒っている「手前」、口調や態度をすぐに改める事も出来ない。これは夫婦のみならず近隣諸国も同様なんだろうと思う。
もやもやした気持ちで考える・・・夫婦は所詮他人である。これは紛れも無い事実で血のつながりも無い他人との同居である。それぞれ違う生活環境・習慣・価値観で数十年暮らして来たのだから、そう簡単に万事上手くは行かないだろう。それを少しずつ軌道修正して、新しいスタイルを築き上げていくものだと思う。
他人だからこそ年数に関わらず気遣いは絶対に必要だと思う。「そんな~他人行儀な~」と言う人もいるが、子供たちとは血は繋がっているが配偶者は残念ながらいつまで経っても他人のままである。ただ世界中でたった一人の他人との同居だからこそ貴重だし、愛おしいし、大切にしなければならないんだと思う。そう分かっているので、今回の喧嘩は長引きもしないだろうし、大した問題ではない。翌日にケーキを購入して「はい、和解ケーキ」と言って差し出し、二人で仲良く食べた。
どちらせによ喧嘩もたまにはいいんじゃないかと思う。たまにはだけどね・・・