コロナ渦も二年目を迎え、自分なりの対処法が何となく分りかけた2021年は2月の初孫誕生と現実味を帯びて来た長男の来春入社は私にとって大きな出来事であった。
自粛期間中の数少ない娯楽のひとつである映画は昨年の83本には及ばないものの69本観ることが出来た。映画館で観た作品の中では「すばらしき世界」「ヤクザと家族」のヤクザ系と「浜の朝日の嘘つきどもと」、我が家にすっかり浸透したサブスクリプション(一定期間の利用に対して代金を支払う方式)では「セッション」「バーレスク」の音楽系、「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」「キツツキと雨」「blank13」、2回以上観た作品では「犬神家の一族」「マルサの女」「鬼龍院花子の生涯」とこのような異常事態ではバイオレンス物や音楽ものをよく観た気がする。特に「グリーンブック」「孤狼の血LEVEL2」は素晴らしく、中でも「悪なき殺人」は近年観た作品の中で一番良い作品だった。
ライブには11月に笑福亭鶴瓶、12月に松田聖子、ライフワークとなっているひとり旅は10月の福岡、12月の長野のわずか2回であったが、ほぼ緊急事態宣言だったので解除されてからの3ヶ月での行動期間だったので仕方がなく、とりあえず出掛けられたことにただ感謝である。その代わりに東京散策や横浜や銀座での近場でのレトロ映画館巡りいう新しい遊び方も見つけられた。まだ各種制限のあった4月に2年ぶりの東京ドームでの野球観戦を始め、今シーズンは9回(5勝4敗)観戦出来た。
一旦落ち着いたと思わせながら、変異するコロナウイルスは敵もさるものである。昨年まではコロナの収束を願ってマスクを外せる日を期待していたが、改めてウイズコロナの心構えと共に上手に感染予防に努めたいと思う。そして「美しい午後」への準備を着実に進めていきたいものだと思う。まずは行動あるのみである。
本日にて年内の営業は終了致します。一年間ご愛読有難うございました。
明日12/30(木)~1/5(水)まで正月休みとさせて頂きます。良いお年をお迎え下さい。