東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えます不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

筒美京平

2020年10月24日 09時28分55秒 | 音楽の話

作曲家の筒美京平が誤嚥性肺炎のため亡くなった。享年80歳。

作曲作品の総売り上げ枚数は7500万枚以上で日本の作曲家としては歴代1位。オリコンが集計を開始した68年から約半世紀に渡って毎年ヒットチャートに名曲を送り込み、いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ(1969年)」野口五郎の「甘い生活(1974年)」ではレコード大賞作曲賞を、尾崎紀世彦の「また逢う日まで(1971年)」ジュディオングの「魅せられて(1979年)」では日本レコード大賞を受賞している。

またジャニーズ事務所との関わりも深く、当時在籍していた郷ひろみの72年のデビュー曲「男の子女の子」、近藤真彦の「スニーカーぶる~す」「ギンギラギンにさりげなく」、少年隊の「仮面舞踏会」「君だけに」、KinKi Kidsの「やめないで,PURE」も手掛け、70年代は南沙織に「17才」、麻丘めぐみに「芽ばえ」「わたしの彼は左きき」、浅田美代子に「赤い風船」、太田裕美に「木綿のハンカチーフ」、岩崎宏美に「ロマンス」、中原理恵に「東京ららばい」と新人女性歌手にも多くのヒット曲を提供。80年代は河合奈保子、小泉今日子、松本伊代、中山美穂、本田美奈子らの歌唱曲がヒット。稲垣潤一の「ドラマティック・レイン」や、C-C-Bの「Romanticが止まらない」も作曲した。またフジテレビの国民的アニメ番組「サザエさん」の主題歌も彼の作品である。

どの曲も口ずさんだことがある思い入れのある曲ばかりだが、中でも私は「ブルー・ライト・ヨコハマ」と「木綿のハンカチーフ」がとても印象に残っている。「ブルー・・」は当時3歳だったが、母を始め誰もが長年口ずさんでいた曲で、映画「歩いても 歩いても」でも大事なキーソングとして使用されている。「木綿・・」は最近やたらテレビで歌詞の深さを取り上げられ、その都度やはり名曲だな~と実感している。

歌はどちらかと言うと作詞家が目立つことが多いが、改めて「歌詞」「楽曲」「編曲」そして「歌手」の四身一体であることを実感した。心から合掌・・・

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 漢字の話~オイとメイ | トップ | 映画:「検察側の罪人」 »
最新の画像もっと見る

音楽の話」カテゴリの最新記事